episode.01 思いがけない家計の節約

弊社のご近所にお住まいで、お子様の成長に伴い手狭でお引越しを検討されていた時にご来店いただきました。
ご職場からの通勤時間制限や保育園の関係でエリアを動くことは考えにくく、ただ今より広い賃貸だと家賃のボリュームが大きくなってしまうので、購入を考えてみようか…とのタイミングでのご相談でした。

自営業の方は会社員の方よりも融資のハードルが高いことがあります。
まずは『買えるのかどうか』も含めて資金計画を立てるべく、専属のファイナンシャルプランナーと面談をしていただきました。

現在の家賃や保険の支払いを含めた家計を見直し、購入した場合の家計をシュミレーション。
将来への不安もある中で、このまま家賃を払い続けるのはもったいないと本格的に購入に向けて準備をしだしたタイミングで、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されてしまいました。
多くのお客様が物件探しを中断される中、Sさまは逆に『早く買いたい』という想いが強くなったそうです。

それは、ご職場が緊急事態宣言の影響をもろに受けたから。
今期のご年収が前期と比べて落ちてしまうのは明白だったので、今のうちにと準備を進めました。
そしてタイミングよくご自宅すぐそばの物件が販売されていたので、先日無事にご契約いただくことが出来ました。
住宅ローンは、メガバンクやネット銀行系では審査が難しい中、フラット35と地方銀行でご検討でしたが、金利が低く抑えられた地方銀行(変動金利)をチョイス。正直、我々が想像していたよりも遥かに良い条件でご融資を受けていただくことが出来ました。
最初にご来店いただいてからご成約いただくまでの期間は約3カ月ほどでした。

住宅ローン控除に加え住まい給付金も対象の物件で、見直した保険料なども含めると毎月の支払いが賃貸に住み続けた場合と比べて、当面は毎月5万円ほどマイナスになる見込みです。お部屋はもちろん、ファイナンシャルプランナーとの面談で出費を大きく見直せたこと、大変お喜びいただきました。

この度はおめでとうございました。

次の記事↓

関連記事

  1. 生活環境を変えず、住まいを変える。子育て世帯が「いい物件」との出会いのために備えておくべき準備とは【お客様インタビュー#16】

  2. episode.11 「理想の住まいとの出会いは突然に」

  3. episode.06 狙い撃ちの買い方

  4. 「清澄白河へ遊びに行く」くらいの距離がちょうどいい。越中島の中古物件に決めたワケ【お客様インタビュー#7】

  5. episode.10「心地の良い不動産取引を」マンション売却編

  6. 青いカーペットが美しいリノベーションされた部屋

    【リアル体験記Ⅰ】清澄白河で中古マンションを購入、リノベーション、実際に暮らすまで。(物件購入編)