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2022年8月1日待望のリニューアルオープン!
清澄白河駅の近く、その名も深川資料館通り沿いに建つ「深川江戸資料館」は、およそ9ヶ月の休館を終え、ついに2022年8月1日リニューアルオープンしました。
リニューアルする前に代表の柴田が行った時に書いた記事はこちらから。
今回は深川江戸資料館初体験のスタッフが潜入してきました~!
さっそく入口近くのカウンターでチケットを購入。
入館料は個人で大人(高校生を含む)400円、小中学生は50円!お子様が気軽に歴史に触れられる資料館です。
チケットは歌川広重が描いた有名な浮世絵「大はしあたけの夕立」
大橋とは現在の隅田川に掛かる新大橋のこと。姿は変わっても残り続けているのはすごいですね…。
それでは。いざ、展示室へ!
展示スペース入口には江戸の歴史がずらり!
江戸の町を写した屏風や当時から歌われていた子守唄の話、みんな一度は歴史の授業で耳にする寺子屋での生活などを知ることができます。
江戸の歴史をまとめた展示を抜けると、目のまえには古き良き江戸の街並みが。
照明に合わせて音楽が鳴り、時には雷雨になることも…!
階段を降りるとスタッフの方に話しかけられ、「今、降りてきた階段何に見立ててると思う?」と。
江東区歴の浅い私はなんとなーくで永代橋?と答えるとまさかのビンゴ!
ここの街の風景は永代橋を降りてすぐ、現在でいう佐賀の地域を再現したものなんだそう。
当時のお家やお店が再現されています。
コンパクトですがすっきりと空間を生かした間取りになっています。土間や吊るしでうまく収納されていますね…。
物が少なめなのも特徴的。物を持ちすぎない生活も便利そう。
4枚目の土間には子供用の草履も!ちっちゃくてかわいい!
こちらは食べ物屋さん。いまでは信じられませんが、小さな店構えで天ぷらや稲荷が売っています。
3枚目の蕎麦屋さんは屋台ごと担ぐスタイル!
こちらは共同のごみ箱。ゴミ箱と言ってもこの時代のゴミは貝殻や割れた茶碗などのせともののみ!生ごみなどは肥料などに再利用して使っていた為、ほとんどゴミは出ないそう。
出されたゴミは海岸に運ばれ埋立地に。ここ江東区は埋立地が多い地域でもあります。
昨今は「SDGs(持続可能な開発目標)」を目指した生活スタイルの方も多いですが、この時代はもとより基本的には物をすてない生活をしていたのですね。
今は欲しいものが何でも手に入る時代。物を持ちすぎず身軽に生活していた江戸時代を振り返ってみるのも面白いかも。
その後も江戸にまつわる様々な歴史をお話していただきました!勉強になる面白い話ばかりなのでぜひ。
施設情報< 深川江戸資料館>
住所:東京都江東区白河1-3-28
アクセス:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅 徒歩3分
営業時間:展示室 9:30~17:00(入館は16:30まで)
小劇場・レクホール 9:00~22:00
定休日:第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館) 年末年始(12/29~1/3)
※営業時間・定休日、開催中のイベントなどの最新情報は、下記HPをご参照ください。
⇒ 公式HP
おまけの話
深川江戸資料館がある深川資料館通りは飲食店や紅茶屋さんなどお店が多いエリア。
中でも資料館の目の前にあるパン屋さんはとてもおすすめ!オーナーさんが厳選した食材を使ったこだわりのパンが味わえます。
深川くらし内でもご紹介してるので気になる方はこちらから↓
【書いた人】草薙 奈央子
株式会社トラストリー
リフォーム不動産深川studio |深川くらし相談所 くらし相談員
前職は空港の保安警備やアパレルの販売員とまったく不動産と関わりのない職から、株式会社トラストリーの考え方「多利の心」に惹かれ2022年2月に未経験で入社。
聞きなれない用語が多く、大きなお買い物なので不安になりがちな不動産購入ですが、お客様と同じ目線に立って丁寧にご説明や提案をさせていただきます。美味しいものが大好きなので深川エリアのごはん情報もお任せください!
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