ここはNEXT清澄白河?西大島だから実現した、眺望抜群の環境と理想のリノベーション【お客様インタビュー#11】

隅田川から旧中川を結ぶ、小名木川。清澄白河や木場を超えて、さらに東へと歩いた先に位置する「西大島」エリアに、今回伺ったお宅があります。

「リフォーム不動産 深川studio」で深川エリアに物件を購入・リノベーションされた方の連載インタビュー。今回お話をうかがったのは、リフォーム不動産で、西大島に中古物件を購入、リノベーションされた、Iさんご夫婦です。

2匹の猫と暮らすIさんご夫婦。いつか中古リノベーションをしてみたい、という希望と2匹の猫とゆったりと生活できる快適な環境を探し、たどり着いたのは、西大島駅から徒歩10分の中古物件でした。探し始めた当初は、清澄白河駅周辺も検討されていたというおふたり。住んでから実感する、西大島の魅力とは? 詳しく伺いました。

偶然体験記を読んで、リフォーム不動産に問い合わせ

 

–– おふたりは、もともとどちらにお住まいでしたか?

荒川区町屋の賃貸物件に住んでいました。角地にあるマンションで、窓を開けるとすぐ目の前に隅田川が広がっていて、非常に眺望のいい物件でしたね。

–– 引っ越しを検討されたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

暮らし始めてしばらく経つと、家の前に道路ができて、騒音が気になり始めました。猫たちと暮らし続けるには手狭だったこともあり、そろそろ長く生活できる家を探そうか、と思い立ったのがきっかけです。

 

–– その時点で「中古物件をリノベーションしよう」と決めていましたか?

そうですね、妻は新築物件のイメージが強かったようですが、私はなんとなくイメージをしていました。もともとリノベーション物件を見るのが好きで、日頃から検索サイトを眺めていたので。3年ほど前にも一度、そういったサイトを経由して、興味本位で内見をしたことがあります。とはいえ、本格的に探し始めたのは昨年の2月頃ですね。

 

–– さまざまな検索サイトや不動産屋があるなかで、どうしてリフォーム不動産にたどり着いたのでしょう。

あるとき地図を見ていて、清澄白河や門前仲町あたりの環境が良さそうだなと気になったのです。「深川 不動産」のようなワードで検索して、たまたまヒットしたのがリフォーム不動産の「リノベーション体験記」でした。そこに書かれた内容が「猫2匹を飼っている」「中古物件のリノベーション」など、私たちと近い条件で、親しみを感じたので、問い合わせてみることにしました。2022年3月頃のことです。

Iさんご夫婦が共感した体験記はこちら

 

–– リフォーム不動産の第一印象はいかがでしたか?

不動産屋といえば、やはり営業のイメージがあったのです。ですから少し身構えたところもあるのですが、リフォーム不動産は上から目線でなく、みなさん一緒になって考えてくださる。根掘り葉掘り要望を聞き出すというよりも、相談をじっくりと聞いてくれるスタンスで、とても安心しましたね。

 

–– 問い合わせの時点で、資産に関する相談もあったと伺いました。

そうなんです。実は、ローンの相談の前に、相続や資産について悩んでいまして、一度専門家に話を聞きたいと考えていたのです。ですから、すぐにファイナンシャルプランナーの相談をご案内いただけたのが、ありがたかったです。3回の相談を経て、分たちの収入に見合ったローンの上限額を計算して、保険も見直して。お金まわりをすっきりと整理した状態で、物件購入に臨むことができました。

 

ここしかない! 間取りの時点で即決

 

–– 先ほど、清澄白河や門前仲町エリアで物件を探していたとおっしゃっていましたね。

はい。ただ「絶対に清澄白河に住みたい!」というよりも「理想的だな」くらいの温度感でした。町屋で暮らす前は、祖師谷で暮らしていたこともあり「また西の方もいいかな」なんて思っていたくらいです。理想の条件と価格を鑑みると、清澄白河エリアは予算オーバーしてしまうと早々にわかったので、広いエリアで物件を探しました。

 

–– では、物件探しで重視したポイントは?

静かな環境と2匹の猫と暮らせることが最重要で、広さはそこまで重視しませんでした。あとは、リノベーションで、リビングと寝室以外にもう1室、仕事や趣味のための部屋がつくれたら、という希望はありました。

 

–– どんな物件を内見されましたか?

そうですね、内見したのは門前仲町や住吉…。そもそもペット可の物件は少ない上に、日当たりや眺望など、当時住んでいた町屋の住まいと比較してしまうと、なかなかピンとくる物件には出会えなくて。これは!と思う物件をみつけても、タイミング悪く、私はコロナに罹り、妻は足の骨を折ったりして内見できなかったなんてこともありました。いくつかの検討を経て、現在の住まいをみつけたのは、昨年の4月頃ですね。

 

–– 現在のお住まいとの出会いは?

同じマンション内の別の物件が売りに出ているのを見たのです。こまめにチェックしていたらすぐに売り切れたので「人気だなぁ」と。その後しばらくして、現在の住まいが売りに出たことに気がつきました。部屋の写真は掲載されていませんでしたが、最上階の角部屋で、間取りもよくて価格もちょうどよい。もう、見た瞬間に「ここしかない!」と思いました。

 

なんとか購入したい、と内見もすぐに依頼しました。何かおかしなところはないか、最終確認の気持ちで内見に臨んだのですが、売主の方が大切に使っていたので、内装も期待以上に良い印象で。内見のあと、すぐ担当者に「買います!」と伝えて、マンション近くのショッピングモールで、申込書を記入しました(笑)。

 

–– リノベーションのこだわりは?

間取りやキッチン、収納など、ほとんどが元の状態のままです。パーツをメインに、私たちの好みにカスタマイズしました。キッチンのタイルに差し色を入れたり、洗面所の床はヘリンボーンにしたり。間取りで大きく変えた点ですと、キッチンと洗面所、リビングを回廊にして、生活導線をスムーズにしたくらいでしょうか。リビングのベンチとテレビボードは造作を依頼しましたね。

キッチンと洗面所を結ぶ回廊の入口はアーチ状に。タイルのグリーンがアクセントになっている

 

寝室の他にもうひとつ部屋が欲しいと物件探しの段階から強い要望があったのですが、それも実現していただきました。仕事場としても趣味部屋としても機能していて、私たちは「山小屋」って呼んでいます。

リビングと寝室それぞれに面した壁に大きく窓をつけているので閉塞感がなく、明るい印象

 

リノベーション担当者が、私たちのイメージを的確に汲んでくださったおかげで、理想をたくさん詰め込みながらも、なんとか予算にも収まりました。エリアよりも理想の部屋を優先してよかったな、とあらためて感じています。

–– 実際に住んでみて、いかがですか?

眺望は想像よりも良くて、キッチンの窓からスカイツリーが絵画のように切り取って見えるのがお気に入りです。ここからバルコニーに出られるのですが、かなり広いのでウッドデッキを敷いてみました。春になったら、ここで食事も楽しめそうです。

猫達もゆっくりくつろいでる様子。 お客様撮影。

 

「NEXT清澄白河」かも?西大島の魅力

 

–– 西大島エリアの魅力を教えてください。

 

道幅が広くて、川や公園が多くて、ゆったりとした空気が漂っています。最近は、新築マンションも建つようになり、若いファミリー層が増えているみたいですね。実際、徒歩圏内に大型ショッピングモールや砂町銀座もあって、街に活気があるなぁ、と実感しています。

昔ながらのお店の中に、ぽつぽつと新しいカフェもあったりして、もしかしたらNEXT清澄白河かも? なんて思うこともあります。清澄白河も、徒歩20分ほどで遊びに行ける距離なので「清澄白河の物件は高くて住めない」という方にも、おすすめしたいエリアです。

 

–– 交通の面ではいかがでしょう?

西大島と住吉の真ん中に位置しているので、2つの駅どちらとも使えるのが便利です。バスも本数が多くて助かっています。

2030年頃に地下鉄8号線の延伸で「千石駅」の開設が予定されていますが、その影響でこのあたりにビルやマンションが増えて、がらりと景色が変わったら寂しいな、と思っています。この町は、今の景色のまま、穏やかであってほしいですね。

 

–– リフォーム不動産や担当者に今後期待することは?

他のインタビューでみなさんがおっしゃっているとおり、そのままでいてほしいです。現在のやわらかい雰囲気のまま会社規模が大きくなったら、いつか不動産業界に新しい風を吹かせてくれるのではないかと期待しています(笑)。

 

–– 最後に、物件購入を検討している方へアドバイスをお願いします。

どんな物件を購入する場合でも、一緒に暮らす人の意見を尊重することが大事ではないでしょうか。例えば、夫婦どちらかが我慢したり、妥協したりしない。自分にとって120点の物件でも、パートナーにとって60点であれば、その物件は諦める。それならば、ふたりとも80点の物件を選ぶほうが、幸せになれる気がします。

 

—————————————–

あとがき

私が書いた物件購入・リノベーション体験記をお読みになって、問い合わせをくださったというIさんご夫婦。2匹の猫と暮らせることやリノベーションの希望のほかに、眺望や川沿いといった環境の希望も、自分のケースと似ているように感じました。私の場合、タイミング良く、清澄白河に物件をみつけられたものの、物件価格が高騰している今のタイミングで探していたら、間違いなく希望エリアを広げることを検討していたと思います。

私もそうだったように、リフォーム不動産に訪れるお客様の多くは、清澄白河周辺の物件を探している方が多いのではないでしょうか。ですが、本当にエリアが優先事項なのか? エリアを広げた場合の優先事項は何か? 本当に満足いく物件と出会うためにも、いま一度「暮らしの上で大切にしたいこと」と向き合う必要があるのかもしれません。

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取材・著・写真
鳩白方はるか(鳩)
フリーランスの編集・ライター。清澄白河で猫とともに暮らしている。あだ名は「鳩」 好きな食べ物はカツオのたたき
https://note.com/tyorehato

ライターの鳩さんが、清澄白河で中古マンション購入からリノベーション、実際に暮らすまでを綴った人気の「リアル体験記」は、以下のリンクからご覧ください。
◆ リアル体験記【中古マンション購入編】
◆ リアル体験記【リノベーション編】

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