リフォームとリノベーション
近年よく聞く『中古リノベ』(私だけかな…)。
これは『中古マンション×リノベーション』という意味なのですが、リフォームとリノベーションの違いって何かご存知ですか?
今回はリフォームとリノベーションの違いに触れつつ、なぜお店の名前が『リフォーム不動産』なのかという小噺。
調べてみると、下記のような違いがあるようです。
◇リフォーム:キッチンやお風呂・トイレ等、既存の設備が古くなったりして交換すること。原状回復。
◇リノベーション:古くなったものを直すだけでなく、新たな使い方や設備を追加して、また用途を変更して、性能を向上させること。
なるほど、確かに中古マンション(新居)の購入にあたって相性が良さそうなのはどちらかと言うとリノベーションですね。
では、なぜ弊社の屋号が『リフォーム不動産』なのか。これにはきちんとした理由がありました。
リノベーションされた物件を見てみると、かなりオシャレな物件がたくさんあります。
まるでカフェのような内装で、こだわりがたくさん…70㎡以上あるのに1LDKの間取り、リビングめちゃくちゃ広い…等々。
今お住まいになっている方にとっては、とってもお気に入りの空間。唯一無二のお城。
とても素敵なことです。
でもやっぱりこだわったリノベーションをしようとすると、それなりにお金が掛かる。
リノベーションに重きを置きすぎて、肝心の不動産としての資産をおろそかにするわけにはいきません。不動産屋なので。
だからといって予算を無理に上げて返済を増やすこともあまりしたくありません。
ローン返済に『追われて』しまうと、それだけで心のゆとりが無くなってしまいます。せっかくの新居です。心行くまでのびのびと暮らしてほしいという願いがあります。
さらに将来的に売却、となった際、果たして70㎡の1LDKは万人受けするでしょうか?
こだわりのお部屋が売却の足を引っ張ってしまうこともあるかもしれません。そんなことも起こってほしくない。
そんなふうに考える中で、あえて『リフォーム』という言葉を使っています。
内装自体にこだわりすぎなくても、ある程度シンプルな内装に仕上げて、後はインテリアでこだわる。
置く家具で結構印象って変わるものです。
ゆとりある予算の中で、いかに心地よい空間を作れるか。そんな提案を心がけています。
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