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コラム

「もう東京には住めない」と思っているあなたへ──家も家賃も高い時代に、“暮らし”をどう選ぶか

マンション価格も上がる。リフォーム費用も上がる。そして、家賃も。

ここ数年、東京を中心にマンション価格の高騰が続いています。

少し前まで「中古マンション+リノベなら手が届きそう」と言われていたものが、いまや築30年超えの物件ですら7,000万円超えの価格で出ていることも珍しくなくなりました。

さらに、リノベーション費用も高騰。資材価格や人件費の上昇により、数年前よりリノベ費用が、100万〜200万円高くなった、という声も珍しくありません。

私たちのように日々この業界で仕事をしている立場でも、「えっ、ここまで上がったのか…」と驚くことがあるほどです。

「じゃあ賃貸のままでいいか…」と思っても、これも決して気楽な選択肢ではありません。

23区内の家賃も、特に築浅や駅近物件の賃料は結構な勢いで上がっており、更新のタイミングで今までにないような上げ幅で値上げ通知がくるケースも少なくありません。かつての「家賃10万円台で広めの部屋」という感覚は過去のものに。

住み替えたくても選択肢がない──。
そんな不安を抱えている方が、本当に増えています。

それでも東京に住みたい理由

では、なぜそれでも多くの人が「東京に住みたい」と考えるのでしょうか。

  • 職場や遊び場から近い
  • 仕事やキャリアのチャンスが集中している
  • 友人やパートナーとの関係、つながりがある
  • 子育てや教育、医療などの選択肢が豊富
  • 文化的な刺激や利便性を手放せない

「東京で暮らす」ことが、現状のライフスタイルや将来の人生設計において、重要な位置を占めているからだと思います。

地元に戻る選択肢や地方移住という道もある。けれど、今はまだ踏み切れない。
そんな“迷いながら東京で暮らす”人たちにとって、「どうやってこの街で生きていくか」は、避けて通れないテーマです。

 

買うか、借りるか。そのどちらにも“リスク”と“希望”がある

賃貸の良さは、やっぱり身軽さです。ライフステージが変わったときでも動きやすく、手続きもシンプル。初期費用も比較的抑えられます。

でも、賃貸は“家賃を払い続ける暮らし”で、それは単なる“消費”です。
老後も働き続けなければ、家賃を払い続けられない。その不安が、将来への影を落とすこともあります。

一方で、購入は一大決断。ローンを組むことへの不安や、「この先どうなるか分からないのに…」という気持ちもよく分かります。

でも、東京という街の“資産性”を考えると、
多少の古さや広さを妥協してでも、前向きに購入を検討することは、現実的で有効な選択肢のひとつだと私は思います。

妥協と思い切り。バランス感覚が必要な時代

今の時代に「満点の物件」を求めるのは難しい。

だからこそ大切なのは、妥協していいところと、してはいけないところを見極めることです。

【妥協してもよいかもしれないこと】

  • 広さ(暮らし方次第で工夫できる)
  • 築年数(構造や管理状態がしっかりしていればOK)
  • 駅距離(利便性とのバランス)

【妥協してはいけないこと】

  • 耐震性(旧耐震は許容できるか)
  • 管理状態と修繕積立金の状況
  • 資産性(立地や管理、将来的な売却しやすさ)

このあたりを正しく見極めるには、「メリットしか掲載されていないネットの情報」「リノベーションされた綺麗な室内写真」「聞こえの良いことしか言わない営業マン」だけを鵜呑みにしてはいけません。

“誰(どこ)に相談するか”で未来の暮らしが変わるかも

営業トークが巧みな担当者に押されて決めてしまった…という後悔の声も少なくありません。

特にはじめての購入は、「売るため」の営業マンではなく、「住んだあとの暮らしまで一緒に考えてくれる人」に相談すべきです。

不安や迷いを否定せず、ローンの組み方やライフプランも一緒に整理してくれる──。
そんな相手と出会えるかどうかが、その後の暮らしを左右します。

暮らしのスタートは、購入だけじゃない

引っ越しは、たとえ賃貸であっても“新しい暮らしのスタート”です。

「買う/借りる」は関係なく、新しい生活が始まるという意味で、住まい選びは“これからの暮らしを選ぶ”という大切な行為なのかもしれません。

だからこそ、その選択の場面において、信頼できる誰かと一緒に考えることがとても大切だと私は思います。

売って終わりではなく、住んでからも寄り添える存在を

購入して終わり──ではなく、

  • 入居後のリフォーム相談
  • 不具合や設備の対応
  • 住み替えや資産活用の相談
  • 管理組合運営についての相談
  • 地域のコミュニティについて

など、“住んでからの暮らし”もずっと関わっていける存在
そんな会社や担当者と出会えることは、実はとても貴重です。

私たち株式会社トラストリーが運営する「リフォーム不動産深川studio」は、東京・下町で暮らし続けるための住まい選びと、その後の生活を支える存在としてありたいと考えています。

相談してみる

最後に:焦らなくていい。でも、考えるべきタイミングは“今”かもしれない

物件価格や家賃はもちろんのこと、身近な物価全般が上がり続けているこの時代。

「悲観的に考えて、身動きが取れない」と思うかもしれませんが、自分の選択肢をきちんと知って、焦らず決めていくことが大切です。

迷っても、悩んでも大丈夫。今はその段階かもしれません。

でも、“考え始める”という一歩を踏み出すなら、今日が一番早い日です。

\ あなたの「どうしよう」に、一緒に向き合います /

私たちは、家を“売る”ためではなく、その人の暮らしが少しでも安心で、前向きなものになるための伴走者でありたいと考えています。

家はゴールではなく、新しい暮らしのスタート。
この先の10年、20年を「買ってよかった」と思える選択を、一緒に考えていきませんか。

リフォーム不動産深川studio|深川くらし相談所では、購入もリノベもローンも「まずは話を聞いてみたい」という段階から、無料でご相談を承っています。

各SNSでも情報発信中ですので、フォロー、チャンネル登録をお願いします!


著者:柴田 光治
株式会社トラストリー 代表取締役 https://trustory.jp/
江東区深川で「リフォーム不動産 深川studio」を運営。https://reform.trustory.jp/
40年以上にわたり、建設・不動産業に携わり、豊富な知識と経験を活かして「売るため」ではなく「その人の暮らしに寄り添う」住まい探しをサポートしている。
深川の街と人に寄り添いながら、“無理のない家の買い方”と“住んでからの幸せ”を共に考え、「豊かな暮らしをデザインする。」をモットーに活動中。

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