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コラム

ホテリエだった20代女子が不動産会社に転職して初めて知った、不動産に関するあれこれ。 file.16

住宅探しの理想形

『家を買おうか(探してみようか)』と思ったとき、皆さまはまず何をしますか?
一番多いのは、ネットで(物件を)探してみる、というものではないでしょうか。
しかし、実はその探し方がナンセンスだとしたら…?

今回は不動産会社で働いてみて初めて知った、『正しい購入までのステップ』のお話。
新感覚です!

まずは従来のよくある探し方で陥りやすい落とし穴をチェック。

①ポータルサイトで条件を入力し、気になる物件ごとに問い合わせ(複数社)
②営業の電話やメールがジャンジャン届く(会社ごとに状況や条件を説明…)。
③いくつかの不動産会社を通じて物件の内見を繰り返す(本質的なニーズを伝えられないまま案内案内案内…なんてことも)。
④物件スペックの他、お得情報や営業トークに振り回されてしまう。
⑤いざいい物件があったとしても、何となくこれでいいのか不安で決めきれない。
⑥決め時が分からず、時間と労力を使う(物件探し自体に疲れたり、妥協しすぎてしまう)
などなど…

言いすぎな部分はあるかもしれませんが、このようなケース、実はよくあるんです。
私自身、お客様とうまくコミュニケーションがとれていないと時間ばかり過ぎてしまったこともありました。

では、こうならないためにはどのように探していけばいいのでしょうか?

【理想的な住まい探し】

①条件の整理

まずはなぜ家を探そうと思ったのかを思い浮かべてみましょう。そして、理想の暮らしのイメージとそれを叶えられる家はどんな間取りなのかを妄想。
新居に求める条件や優先順位を整理しましょう。
ここでの妄想は具体的であればあるほどGOOD!たかが妄想、されど妄想です。

②信頼できる『ガイド役』を見つける

いわゆる不動産会社の担当者のことです。①で考えた理想の暮らしを叶えるために、時には現実的なアドバイスをしてくれるような存在が重要です。
複数の会社(担当者)とやり取りをするのは、結果的に手間と時間がかかるわりに自分たちの想いが伝わりきってないなんてこともしばしば。信頼できる一人の担当者にじっくり話を聞いてもらいましょう。
些細な不安や疑問も、遠慮なくぶつけてください!

③資金計画を立てる

物件を見る前に、ある程度の資金計画は立てておくのがベター。手の届かない金額の物件を最初に見てしまうと、理想と現実の間に溝ができてしまう恐れがあります。
FP(ファイナンシャルプランナー=お金のプロ)に相談ができれば、将来のお金の動きも見える化できるので安心感も倍増!
おススメです。

④いよいよ!物件見学

お待たせしました。まだ物件を見られないのか!という声が聞こえてきそうでしたが、ここまで来ればあとは見放題です。
物件に求める条件や優先順位、資金計画が定まっているのでそれに当てはまりそうなお部屋を見に行ってみましょう!実際にお部屋を見ることで今までのイメージがより具体的になってくるはず!
純粋に新居での生活をイメージしながら楽しんでください。

いかがでしたでしょうか?
今回は新感覚の正しい物件の探し方をご紹介しました。
物件から見まくる探し方よりも効率的なのは間違いなしです。
この探し方が広まって、たくさんの方に相談していただけたらいいなー…

頼れる街の不動産屋さんになれるよう、日々成長中です!

 

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