画面越しでは伝わらない、温かい交流や生の声を感じてほしい。そんな想いから、「深川くらし」は初のリアルイベントとして、一夜限りのBARをオープンしました。手探りで始まったこの挑戦が、どのようにして「深川の今」を映し出す賑やかな夜になったのか、その一部始終をお届けします。
“あのひと”になる夜──深川くらしのスタッフ、バーのカウンターに立つ
2025年7月某日の夜、清澄白河の「リトルトーキョー」にある日替わり店長制のバー「あのひと」にて、「深川くらし」のスタッフが店主を務めるイベント『BAR深川くらし』を開催しました。
平日の夜にもかかわらず、取引先や同業者の方々、「深川くらし」のフォロワーさんやお客様、Instagramを見てふらっと立ち寄ってくださったご近所の方々、深川の仲間から、さらにはリトルトーキョーを運営する「日本仕事百科」のスタッフの方々まで、合計35名以上の方にご来場いただきました。
その場には、深川の活気と温かさがぎゅっと詰まっていて、誰もが心地よく過ごせる賑やかな時間が流れていました。
グラスの中に”深川”を注いで──ジンとシードルがつなぐ街のご縁
ドリンクの主役は深川蒸留所のクラフトジンと、昨年からご縁が繋がった北海道・深川市の「ふかがわシードル」でした。この“W深川”の出会いから生まれたオリジナルカクテルをお届けすると、「クラフトジンって苦いかと思ったけど、爽やかで飲みやすい!」「りんごの香りがいいですね」といった声がグラス越しに交わされ、初対面の方々との会話も自然と弾んでいきました。まさに“飲みもの”が、街と人を優しくつないでくれた瞬間でした。
「クラフトジンって苦いかと思ったけど、爽やかで飲みやすい!」「りんごの香りがいいですね」そんな声がグラス越しに交わされ、初対面の方とも自然に会話が弾んでいきました。まさに“飲みもの”が、街と人を優しくつないでくれた瞬間でした。
スパイス香る、深川の一皿──人気店「NICO」のカレーが場を温める
フードには、森下の人気カレー&バーの店「NICO 25 TO GO(ニコトゥーゴー)」のオーナー、小林幸太さんに特別にお願いした、お店でも人気の牛タンスパイスカレーは、会場を一気に食欲をそそる良い香りで包み込みました。「nicoのカレーだ!」「これ、前から気になってたんです!」と盛り上がる声とともに、ペロッと2杯平らげる方も。
地元のおいしいものが、自然と人々を笑顔にしてくれる。改めて、“食”もまた、街のコミュニケーションツールだと感じた時間でした。
“ちょっと気になる”がつながる瞬間──初めての一歩に寄り添って
初の開催ということもあり、正直、準備不足や不慣れな点もたくさんありました。それでも、その「ゆるさ」こそが今回の魅力になったのかもしれません。特に嬉しかったのは、「ずっとInstagramやHPを見ていて…でも、買うかどうかはまだ決めてなくて」という方が、今回の企画をきっかけに足を運んでくださったことでした。
「何から始めていいか分からなかったけど、来てよかった」「不動産屋ってもっと堅いと思ってました(笑)」そんな言葉が、私たちの背中をそっと押してくれました。
住まいを売るだけじゃない。深川に根ざす「不動産会社」の挑戦
「深川くらし」は、江東区深川にお店を構える、リフォーム不動産深川studio(株式会社トラストリー)が運営しています。江東区・深川エリアを拠点に、中古マンションの購入からリノベーションまでをワンストップでサポートする、地域密着の不動産会社です。
私たちは、住まいのことを通じて、「この街でどう暮らしていくか」「どんなふうに将来を描いていくか」まで寄り添える存在でありたいと願っています。そうした想いから、日々の仕事や情報発信、そして今回のような“場づくり”を続けています。
ゆるやかなつながりを、これからも。リアルで出会う“深川くらし”
今回のイベントで強く実感したのは、「ちょっと誰かと話したかった」「この街のことをもっと知りたかった」という、言葉にならない“気持ちの温度”が交わる場の重要性です。
今後は、こんな場をもっと広げていきたいと思っています。
- たとえば──
家を買ってリノベーションした先輩が、「うちはこうだったよ」とリアルな体験談をゆるやかにシェアできる場所。 - たとえば──
暮らしや働き方、子育てや将来のことまで。肩の力を抜いて話せる“ちょうどいい距離感”の場。 - たとえば──
買う予定がなくてもOK。「ちょっと気になる」だけで気軽に立ち寄れる、深川の“寄り道スポット”。
そんな「深川ならではのつながり」が、また次の誰かの背中を押してくれるかもしれない。そう信じて、これからも「深川くらし」は発信と出会いを続けていきます。
次は、あなたと乾杯できたら嬉しいです。今回来られなかった方も、ぜひ次の機会にふらっと立ち寄ってください。特別な準備も、話すことも決めなくて大丈夫。そのままのあなたで、乾杯しましょう。
※次回は、8/1(金)を予定しています!
https://f-kurashi.tokyo/fukagawakurashi-bar-night/
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執筆:柴田 光治(しばた こうじ)
株式会社トラストリー代表/リフォーム不動産深川studio
宅地建物取引士・2級FP技能士・公認不動産コンサルティングマスター
不動産。建築業界歴40年。「住まい」と「暮らし」の両面に寄り添う不動産会社として、江東区深川エリアを中心に、中古マンション購入+リノベーションのワンストップサポートを行う。地域メディア『深川くらし』の運営を通じて、街と人がつながる仕組みづくりにも取り組んでいます。
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