深川 エリア密着型の暮らし情報サイト

NEW POST
インタビュー・体験記

まるで大きな二世帯住宅!?親の住み替え・娘の初購入 同時に叶う晴海のマンション【お客様インタビュー#23】

新築で購入した住宅も、20年ほど経つと改修が必要になったり、子どもが巣立って部屋が余ったりと、見直したい部分が出てくるもの。
愛着のある家をリフォームしながら暮らし続ける選択がある一方で、今のライフスタイルに合う立地やサイズの家に住み替えるという選択もあります。

今回紹介するUさんご家族も、長年住んだファミリー向けマンションを売却し、夫婦2人と愛犬2匹の暮らしにちょうどいいサイズのマンションにお引越しをしました。
同時に、初めての住宅購入を検討していた娘さんも家探し。
偶然にも、同じマンションの中でそれぞれにぴったりの住まいを見つけることができました。
今では違う階にそれぞれの部屋を持ちながら、毎日気軽に行き来できる距離感で暮らしています。

単身用とファミリー用、それぞれの物件購入とリノベーション、そして前の住まいの売却。
一貫してリフォーム不動産と取り組んだエピソードを紹介します。

 

■きっかけは娘さんの家さがし

―Uさんご一家は、60代のご両親と愛犬2匹の暮らし。独立した娘さんが「実家のそばにマンションを購入できないか」と考えたことが発端でした。

娘さん
もともと一人暮らしをしていたんですが、当時は清澄白河の実家で暮らしていました。

大きなきっかけはコロナ禍。医療関係者ということもあり、社会情勢の変化によって気持ちも生活も不安定になることが多く、一時的に実家に戻ろうと。なにかあったとき、実家が近くにある安心感をそのとき感じたんですね。

コロナ禍も落ち着いて、また一人暮らしをしようと考え、実家のそばで探しはじめました。ただ、家賃の高いエリアなので、同じ金額を払うなら賃貸よりも購入がいいのかなと漠然と考えていました。

Uさん
私たちのマンションは、清澄白河駅ができるより前に新築で買って、築20年ほどでした。

これからも長く住み続けるなら、キッチンや給湯器を新しくしないといけないタイミング。ただ、家のローンもまだ残っているし、大規模なリフォームをするのにまた資金がかかることを懸念していました。

―そんななか、リフォーム不動産を訪れたきっかけは?

娘さん
わたしが近くのヨガに通っていて、よくお店の前を通りがかっていたんです。
「リノベ喫茶」という、予約無しでふらっと参加できるイベントがあったので、気軽な気持ちで相談に行ってみました。

実はその前に別の不動産屋さんで相談していたんですが、わたし1人の収入ではこのエリアで購入するのは難しいと一蹴されてしまって。今回も、難しければ賃貸でいいかな、くらいの気持ちでした。

リフォーム不動産の内観

 

相談するなかで知ったのが、リノベーションという選択肢。それまでは単に古い物件としか捉えていなかった中古物件も、リノベーションをすることできれいになり、予算内で自分好みの家に住めるんだとわかりました。

Uさん
子どもたちが巣立ってから、もともと住んでいた3LDKのマンションにも余っている部屋があったりして。住まいについていろんな相談をするうちに、高いお金をかけてリフォームするなら、いっそ新しい家に住み替えたほうがいいのかもしれない、と思うようになりました。

娘と並行して、自分たちの住み替え先も探しはじめることにしました。

■マンション内同居という新たな選択肢

―結果的に、晴海の同じマンションに住むことになりました。「同じ建物の別の部屋」という選択は、もともと考えていたんですか?

娘さん
最初に相談したとき、「同じマンションが一番の理想ですけど、そんなの難しいですよね」という話はしていました。

ただ、大体のマンションは、1LDKが集まった単身用か、2~3LDKが集まるファミリー用か、どちらかに特化していると聞いていたので。理想だけどきっと無理だろうな、と思っていました。偶然見つかった今のマンションは、その両方が入っているめずらしいタイプです。

最初はもう少し築年数の浅いところを希望していたんですが、いい物件がなかなか見つからなくて。条件を広げて探したとき、当時で築20年超のこのマンションで、良さそうな1LDKが1部屋だけ見つかったんです。

娘さんの住むお部屋

 

―近居をご希望ということに加えて、ほかに家探しのポイントはありましたか?

Uさん
娘の場合は、勤務先近辺に住む必要がありました。うちは、駐車場があることと、ペット可で散歩がしやすい立地にあること。この条件をすべて満たす部屋を見つけられたのは、すごい偶然ですよね。

まず娘の部屋が決まって。もともとは近所に住むイメージでしたが、同じマンション内でファミリー用の部屋はいくつも空いていたので、じゃあこの中で探そうかと、何部屋か内見をして決めました。

築年数が少し古いことを最初は心配していたけれど、住みはじめたら管理体制も良くて、問題なく住めています。川沿いで犬の散歩もしやすいし、ショッピングモールや銀行、コンビニや郵便局も近く、すごく便利なエリアです。

娘さん
家探しは別々に進めていたので、同じマンションになると聞いたときは、まさか、と驚きました。結果的に、最初に理想だと思っていた形が実現できましたね。

ご自宅周辺の運河沿いの雰囲気

 

―売却との兼ね合いもあったと聞きました。

Uさん
資金の関係で、前の家の売却が決まらないと、こちらの購入が進められない状況でした。売却に時間がかかって、うまくタイミングがはまらない可能性もあったので、少し心配はありましたね。

でも偶然、リフォーム不動産さんのお客さんで、フルリノベーションをしたいという方がいらっしゃって。早いタイミングでスムーズに売却先が決まりました。

ただ、どうしてもタイムラグが生まれてしまったので、新しい家のリノベーションが終わるまでの2ヶ月間は、先に完成した娘の部屋に3人と2匹で暮らしていました。

―そうなんですね!なかなか貴重な経験ですね。

娘さん
私の家のリノベーションの完成に合わせて、前の家を引き渡すことにして。

家族みんなでの1LDKでの2ヶ月間は、なかなか貴重な経験でしたね。案外楽しく住むことができました。

 

■リノベーションのこだわり

―今回、それぞれがフルリノベーションをされたとのこと。お部屋のこだわりを教えてください。

娘さん
リフォーム不動産さんがつないでくれた設計の方が、すごく自分と感性があう方で。どんな些細なことでも、希望を伝えたら最適な形をご提案してくださってありがたかったです。

カフェっぽい雰囲気のキッチンがいい、と伝えていたら、元々希望していた向きよりもこっちのほうがよりカフェっぽくなります、とご提案いただいたり。

こだわったキッチンは使い勝手も◎

 

全体的にドアをなくしたり、仕切りを腰高にしたりと、部屋が開放的な印象になるように工夫されているところも気に入っています。

ウォークインクローゼットに取り付けたステンドグラスも、希望のものを自分で届けて入れてもらいました。

自ら選んだステンドグラスはアクセントに

 

Uさん
私たちはリビングを広くしたくて、自分たちの寝室はなるべく小さくしてもらいました。どの部屋にも、窓からの風と光が届くように室内窓をつけています。

キッチンのタイルも、気に入ったものが見つかるまでじっくり選びました。

こだわりのタイルで仕立てられたキッチン

あと、こだわったのは床ですね。滑りにくい犬専用の床を入れてもらって。

間取りからすべて自由に変えられたから、ここまでできたので、フルリノベーションでよかったですね。

滑りにくいフローリングで愛犬たちもご満悦の様子

■家族そばにがいる安心

―住み替えを検討していたり、家族の近くに家を買いたいと思っていたり。みなさんの選択に共感される方も多いと思います。あらためて、この暮らしの魅力を教えてください。

Uさん
感覚としては、大きな二世帯住宅に住んでいるみたいなんですよ。

同じ建物の別々の部屋にいるけど、鍵をお互いに持っていて、空間を共有している感じがします。

平日に娘がこっちに帰ってきたり、帰りが早いと犬にごはんをあげたり、夕飯を準備してくれていたり。お互いに安心感はあるし、プライバシーも守られているので、いい選択だったと思います。

娘さん
この暮らしはすごく楽ですね。いつでも犬に会えて、散歩もできるのが癒しなんです。

同年代でも、実家の近くに家を買って住んでいる人が多いです。そんななかで同じマンションって最強の近さじゃないですか。

私はパンを焼くのが好きなので、ホームベーカリーごと持って実家に上がったり。同じマンション内でも、似たような方が結構いるんですよ。

Uさん
身内同士で住んでいて、お鍋やお皿を持ってお互いの部屋に向かう、みたいな方も意外と多いので、気が楽ですね。

リノベーションに合わせて照明も選定した

■住み替えは断捨離のきっかけ

―これから購入を考えている方にアドバイスをいただきたいです。住み替えを検討されている同世代の方へはいかがでしょう?

Uさん
まだ60代前半だったので、自分たちの力で引越しできたのかなと思いますね。車を運転して荷物を運ぶような場面も多かったので、これくらいの歳までに最後の引越しを済ませておけると楽だと思います。

あと、引越しを機にすごく物を減らしたんですよ。物理的にスペースが小さくなるから、やるしかないと思って、断捨離できたっていうのはありますよね。

私たち夫婦と同年代の方は、断捨離しつつ、小さな住まいにするのも悪くない選択だと思います。引越しも断捨離も、自分の体力のあるうちにある程度やっておく。自分が管理しきれる範囲での暮らしは、身軽になれるしおすすめです。

―リフォーム不動産での家探しはいかがでしたか?

Uさん
購入も売却もすべてお願いしたのですが、フットワークが軽いと感じました。依頼したことにはスピーディーに対応してくださるし、質問にもすぐにレスポンスが返ってくる。

リノベーションも、リフォーム不動産さんがお付き合いのあるところに全部お願いして、わがままを言わせてもらいました。その後、家の相談をしたい友人がいれば、積極的におすすめさせてもらっています。

■家は自分の資産になる

―初めての住宅購入となった娘さんは、家探しを経ての感想はいかがでしょう?

娘さん
私の年代だと、単身で家を買うという発想がない人もいるけれど、資産形成という視点では悪くない選択だと思っています。

最初は私も具体的なイメージは持っていませんでしたが、このエリアの売却価格の相場で計算すると、10年経てば、売却しても元がとれるとわかって。じゃあ自分の将来のことを考えたら、購入がいいかもしれない、と。

同じ給料で同じ金額の家賃を払うなら、資産になるものがいいですよね。私の場合リノベまでして、すごく部屋を気に入ってしまったから、将来売りたくならないかもしれないですが(笑)

好きなもので囲まれた暮らし

 

―今回、ご両親が元の家を売却して新たに購入する過程を見られて、実際に家が資産になる様子を実感できましたよね。

娘さん
それは大きかったですね。

投資とかいろいろな資産形成の形があるけれど、数字だけ増えていっても、本当に自分のものなのか実感しにくいなって。家なら毎日見て過ごせるから、自分の資産がものとしてあるという具体性を感じられます。

あまりイメージが湧かない人も、まずは一回計算してみたら、購入への印象が変わるかもしれません。

■あとがき

こんな選択があるんだ!という印象を受けたUさんたちの暮らし。
ただ、同じ建物に家族がいる暮らしは想像していた以上に心地良さそうな印象を受けました。
最初は漠然とした暮らしのイメージでも、話をしている間に、自分たちにとってベストな選択が見つかっていくかもしれません。
些細なことでも、まずは足を運んで気軽な相談からはじめてみてください。

 

<<< 他のお客様インタビューも見てみる

            執筆
増田 早紀
編集者・ライター。一児の母。
求人サイト「日本仕事百貨」での取材・執筆のかたわら、埼玉・草加を拠点に小さく活動中。
昨年、中古マンションを購入しました。

増田早紀 – foriio

■担当スタッフより

最初は「リノベ喫茶」というイベントから、夢や理想を持って「こんな事で実現できますかね?」とご相談に来られたUさまご家族。「近居」という重要なテーマで、一つ一つ疑問をクリアにし課題を解決することで、当初の理想を実現することができたことは、担当としてとても嬉しく思います。
ひとえに今回のお住み替えの成功は、ご家族皆様が、売却や購入、リノベーションが関わる、お住み替えというビッグプロジェクトに、真剣に取り組まれたからこそだと感じます。今回のご相談を通じて、Uさまご家族皆様が新しいご新居で、これからも仲睦まじい日々を過ごされるであろうことを確信しております!

深川くらし X(旧Twitter)
深川くらし Instagram

お問い合わせ

\リノベ+中古マンションのご相談、随時受付中/

東東京エリアでの住まい探し・リノベーションについて、「何から始めたらいい?」という方もお気軽にご相談ください。

▶ 開催中の個別相談一覧はこちら

    お問い合わせ

    お問い合わせいただくには、お客さまのお名前、連絡先などの情報をお答えいただく必要があります。 お手数ですが、当社の「プライバシーポリシー」をお読みいただき、ご同意いただきましたうえで、お問い合わせフォームにお進み下さい。

    お電話でいただく場合はこちら
    03-5875-8997

    コメント

    この記事へのコメントはありません。

    RANKING
    DAILY
    WEEKLY
    MONTHLY
    1. 1
    2. 2
    3. 3
    1. 1
    2. 2
    3. 3
    1. 1
    2. 2
    3. 3
    RECOMMEND

    RELATED

    PAGE TOP