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インタビュー・体験記

半分仕事、半分暮らし。木場公園のほど近く 在宅ワーカーの理想の住まい【お客様インタビュー#19】

どのエリアのどんな間取りの家に住みたいか。そこでどんなふうに過ごしていきたいか。
多かれ少なかれ、理想の暮らしのイメージは誰にでもあるものだと思います。


「リフォーム不動産 深川studio」で物件を購入・売却・リノベーションされた方の連載インタビュー。
今回お話をうかがったのは、リフォーム不動産で中古物件を購入し、リフォームを行ったKさんです。
理想の住まいのイメージを明確に持っていたKさん。中古マンションの購入と追加リフォームを経て、それが実現するまでのお話を聞いてきました。

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■家を買うなら深川エリア!数年前からHPをチェック

―深川エリアに長くお住まいと聞きました。どのあたりが気に入っていたのですか?

社会人になってからずっと森下に住んでいて。学生のときも、少し北の本所吾妻橋駅が最寄りの物件に住んでいました。

下町で、あまり外出るときに緊張しないというか、地に足がついてる感じがするエリアだなと思っています。都内のほかのエリアに住む友だちの家に行くこともあったんですけど、このあたりが一番住みやすそうだなって。

道が碁盤の目状でわかりやすいから散歩がしやすくて、公園も多いし、歩いていて楽しい。

長く住む家を買うなら深川エリアがいい、という気持ちが、購入を考えはじめる前からずっとありました。

―リフォーム不動産を訪れたきっかけを教えてください。

いつか購入するときために、相談する不動産屋さんの目星だけでもつけておこうと考えていました。

リフォーム不動産の前の道はたまに通ることがあって。深川くらしのサイトやSNSも、発信が始まった数年前からずっと見ていたんです。

素敵な物件を紹介しているし、地域に溶け込んでいて、愛されている様子もある。あと、ランチにいろんな美味しそうなお店に行っているなって見ていました(笑)。
まちの理解度が高い会社だと感じていたし、物件の紹介記事も必要以上に盛り上げることなく、フラットに紹介している雰囲気がよかったです。

不動産屋さんってたくさんあるけれど、普通は中に入らないと、どんな人たちがどんな雰囲気でやっているのかわからない。
でも深川くらしでの発信を見ていて、ここはなんだかノリが合いそうだと前々から感じていて。そのときが来たら、リフォーム不動産にお願いしようと決めていました。

■満を持してお店を訪問するも……

―そこから、実際に購入すると決めたきっかけは?

少し前に祖父が亡くなって。92歳の大往生だったんですが、遺産相続の準備が完璧だったんです。遺された側が何ひとつ困らなくて、そのことに親族みんな感服していました。

それに感化された両親が、「自分たちもじいちゃんみたいにやったほうがいいんじゃないか」と思ったんでしょうね。昨年の年末に帰省したときに、家の購入を考えているなら生前贈与として資金援助する、と父が提案してくれました。

そのとき、ちょうど目をつけていた森下のマンションがあったので、年始早々にリフォーム不動産におじゃましたんです。

―お目当ての物件があったんですね。

そこは立地も間取りも、建物の規模感もちょうど良くて。ただ、最初にご相談に行ったときはまだリノベーション工事中で、リノベが終わった直後に内見の予定を入れました。

「そんなゆっくりで大丈夫ですか?」と心配はされていたのですが、案の定工事が終わる前に他の方の成約が決まってしまって。残念ではあったけれど、いろいろ相談する余地ができたと前向きにとらえて、条件に合いそうな他の物件を見に行く段取りを立てました。

ギャラリーのような雰囲気の寝室

■希望エリア外にあった出会い

―相談前からご自身でもリサーチしたりと、住みたい家のイメージが最初から固まっている方はめずらしい気がします。

ただ、固まっていたからこそ、選択肢が狭まってしまったかなという反省はあって。

とくに立地にはこだわりがあって、もともと木場公園より西側の森下・清澄白河で探していました。約10年住んでいたエリアだし、自分にとっては庭のような感覚で、その範囲内で生活したいと思っていたんです

結果的に購入した今の家は、木場公園を超えた東陽エリア。もともと想定していた範囲外なんです。

―どうして最終的に希望のエリア外に落ち着いたのでしょう? 

もともとは担当スタッフの草薙さんに、ここの近くの別の物件をご紹介いただいていて。そのときは、希望エリア外だからと成約までは至りませんでした。

ただ、その後自分で探しているうちに、この物件がどうしても気になって。「エリア外だけれど、間取りがとてもいいので見てみたいです」と、こちらからご連絡をしました。
予算や規模感は条件通りの物件でしたが、資料を見ている段階ではまだ「間取りがいいな」というくらいの印象で、ここに決まるは思っていなかったです。

ちょうど内見に来たのが春で。エントランスに桜が2種類あって、偶然会った理事長さんが解説してくださりました。住んでいる方のイメージもわかったうえで、実際に部屋に入ったら、窓の目の前にも桜が咲いていたんです。すごく眺望が気に入りました。

リノベーション済み物件だったんですけど、偶然好みに近い建具だったし、特に間取りが気に入りました。
自分がやりたいと思うレイアウトのじゃまをするものがなくて、すごく自分の考えに近いなと。

内見のときから、ここに決めるかもしれない、と感じていました。一旦「一晩寝て考えます」と伝えて、冷静に考えて、翌日あらためて申し込みをしました。
内見はトータルでも4〜5件で、かなり少ないほうだと思います。

玄関横には、かつて牛乳瓶の配達に使われていたミルクボックスが。可愛らしいスペースになっています。

ずっとエリアにこだわっていたんですけど、最終的には「ずっと家にいるなら間取り重視だ!」と自分の中の天秤が傾いて。
希望のエリア外に出てもいいと思えるくらいの間取りと出会える場合もあることが、この物件を見てわかりました。

■こだわりの暮らしかた

―そこまで魅力に感じた間取りについて、ぜひ詳しく教えてください。

在宅ワークで1日中家にいることが多いので、自分なりの居心地のよさにはこだわりがあります。
ご飯を食べるときに仕事場が目に入らないよう布で区切れたり、リビングを仕事場と生活スペースに分けて使えるというのは譲れない条件でした。

この部屋は、もともと真ん中に壁があったのを取り払って、toolboxのバーにお気に入りのインドの布をかけています。

奥のデスクが仕事スペース。リクライニングチェアでくつろぐときなどは、布でクローズできる。

また、キッチンがクローズドなところがすごく気に入りました。オープンなカウンターだと、仕事中にキッチンが目に入ってノイズになるので、壁付けを希望していたんです。
海外のインテリア動画で見たような雰囲気にできないかな、と思って。持っていた雑貨などを置いてみたら、いつの間にか宇宙がテーマのような空間になりました。

―追加で部分リフォームもされたんですよね。

リノベーションにもともと関心があったというよりは、自分の理想の間取りやデザインに近づけたかったという気持ちが大きいです。
リビングの壁を取り払ったことに加えて、もともと天井まであった玄関のシューズボックスを低いものに取り替えて、圧迫感をなくしました

シューズボックスの取っ手は後からつけたものですけど、この家は元々ついていた建具も黒い取っ手なので、自分の好みに合っていたんです。
そのまま使える部分が多かったのはありがたくて。これが趣味に合わないものだったら、そのままでは暮らせなかったかなと思います。
照明も前の家から持ってきたものがマッチしたし、私とこの部屋の相性が良かったんでしょうね。

―どこを切り取っても素敵なお家です。特にこだわりの部分はありますか?

洗面所がすごく狭い家で、申し込むときも悩んだポイントでした。
ここもリフォームでドアを取り払ってもらったことで、圧迫感がなくなったし、トイレからの動線も良くなりましたね。

手前が洗面所。ドアをなくし、布でカバーするスタイルに。あとは、鏡部分を好みに合わせて可愛くしてもらいました。

鏡と鳥の照明は自分で探して、「鏡の裏にこんな感じで収納がほしいんです」というところまで、具体的にリクエストしました。ここも、洗面台はもともとあった建具を活かしています。

鏡裏にはこだわりの収納が。

―最終的に想定していなかったエリアの物件に決まりましたが、生活はいかがですか?

以前の家は戸建ての住宅街で本当に静かだったんですが、このあたりは市役所や会社もあるし、より賑わいがある印象です。でも落ち着きはある、このエリアならではの雰囲気があるのは好きですね。

イキイキ生鮮市場っていう、すごくいいスーパーが東陽にはあって。一斤単位で売っている食パンが、小麦の味がして本当においしくて、毎日のように食べています。ここはリフォーム不動産のみなさんにおすすめしてもらいました (笑)。

―家探しをしてみて、リフォーム不動産の印象はいかがでしたか?

SNSで発信されている印象、そのままだなと思いました。草薙さんと一緒に内見に行くと、「ここはいいけど、この部分はイマイチかも」みたいなことも、友だちのように気負わず話すことができて。
一緒に行くたびに、どんどん私のイメージする部屋をわかってくださって、提案してくれたのがありがたかったです。
深川くらしは、購入後も読みものとして読んでいるので、これからも発信を続けてくれたらありがたいです。

―これから住宅の購入を検討する方に、アドバイスがあれば教えてください。

わたしの場合は、理想の暮らしのイメージが決まっていたゆえに、最初は狭い範囲で探してしまったなと思っています。
もし決まっていたとしても、広い範囲の物件を見てみて、自分を応用させていくほうが、結果的にいいものに出会える気がしますね。
内見に行ったら自分の中の優先順位が変わるかもしれない。その可能性を考えて選択肢は多く持っておくことをおすすめします。

あとは深川くらしから発信される情報をよく見ておくといいと思います。
自分じゃ絶対に買わないような物件でも、細かいつくりだったり、ヒントをもらえたことがあったので、おすすめですよ。

■あとがき

思い描く暮らしのイメージが固まっていたからこそ、苦労もありながらも、最終的にはご自身の理想に近い住まいを形にすることができたKさん。
雑貨やインテリアの一つひとつからこだわりが感じられるお部屋には、心地よい時間が流れていました。

将来の暮らしのイメージが、すでにある人も、まだない人も。一度リフォーム不動産に相談に行ってみたらいかがでしょう。なにかいいヒントを得られるかもしれません。

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            執筆
増田 早紀
編集者・ライター。一児の母。
求人サイト「日本仕事百貨」での取材・執筆のかたわら、埼玉・草加を拠点に小さく活動中。
今年、中古マンションを購入しました。

増田早紀 – foriio

■担当スタッフより

自分の中の感性や考えを大切にしていらっしゃるKさま。
初めて物件のご案内をさせて頂いた際も、楽しみながら内見をしていただいているのが印象的でした。
ご購入いただいた物件の内見時に、満開に咲いた桜を見て二人で「わあ!」と声をあげたのを覚えています。
長く住んでいた森下から東陽町へエリアは変わりましたが、街での生活を楽しんでいただけると嬉しいです!
素敵な東陽町ライフを!

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