ホテリエだった20代女子が不動産会社に転職して初めて知った、不動産に関するあれこれ。 file.13

物件を見るときにしてほしいこと

物件の内覧。ワクワクしますよね。
今回は内覧の際にぜひ注目したいポイントをまとめてみます。
ここでのポイントをおさえた内覧ができれば、より具体性をもって内覧でき、後々『時間の無駄だったね』とならないはず!

①内覧前に『理想の暮らし』をしっかり妄想する!
基本的に、リノベーション済みの物件を内覧するとテンションが上がります。めっちゃ綺麗だから。
そしてそのまま終了してしまう。感想が『綺麗だったねーー!』。という感じ。

それ、すごくもったいないです。このパターンだった内覧のお部屋で決まる可能性は実際結構低め。そのお部屋しか見ておらず、そのお部屋での暮らしまで想像できていないことがほとんどなのです。

そうならないために、事前に理想の暮らしを妄想しておく。
お部屋を見る際は、いかに『お部屋が綺麗か』ではなく『理想の暮らしが叶えられるか』に注目しましょう!

②管理体制を確認する!
これはほとんどの方が気にされているかもしれませんが、本質的に大事な部分だと私自身思っております。
というのも、やっぱり不動産は資産。大きな買い物ですし、お部屋の綺麗さだけで購入は決められません。
そこでお部屋と並んでお探しの条件に上がってくるのが『資産価値』。これを計る指針は様々ありますが、是非ともチェックしていただきたいのは『管理体制』です。築年数だけでマンションを見ないでください!

例えば、大規模修繕工事の履歴や修繕積立金の積立額。これらのデータを見ることで、そのマンションの今までの歩みと将来を何となく想像できます。築年数が古くても、耐震補強工事をして耐震基準をクリアしている物件もありますし、逆に新しくて修繕積立金が安くても、年数が経って修繕工事をするのに足りなくなって上がっていってしまうことも考えられます。

管理体制がいいマンションだと、私としてもお客様に安心しておすすめできます。特に最近は、管理体制の良いマンションしかお客様にご紹介したくないレベルまで来てます(笑)

この2点をおさえるだけでも、有意義な内覧になるはず!
是非参考になさってみてくださいね。
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