「週末はおにぎりつくって木場公園でピクニックしようか!」深川エリアの住人なら、そんな会話したことある家も多いんじゃないでしょうか。私もそのひとりです。
ご挨拶が遅れました、こんにちは。編集やライターをしている鳩です。今回は、木場公園内を、歩いて北から南へとご案内します!
目次
どこからでもアクセスしやすい木場公園
名前こそ「木場」と付きますが東京メトロ半蔵門線 都営大江戸線「清澄白河駅」から徒歩10分ほどの場所に位置する木場公園。都営新宿線「菊川駅」東京メトロ半蔵門線「門前仲町駅」からも歩いて約15分。…ちょっと意外ですよね。深川エリアのどこからでもアクセスしやすいこの公園は、このあたりに住む人たちにとって、憩いの場所となっています。
北南に800m、東西に300m、その面積は約24.2ヘクタール。都内の主要な公園41箇所の面積の中では15位(※)に位置する広さです。 ※参考:東京都建設局 東京都の公園パンフレット
江戸時代から昭和にかけて、かつては材木を供給する拠点として栄えた木場エリア。この地に平成4年(1992年)開園した木場公園は、葛西橋通りと仙台堀川によって3つの地区に分けられており、各地区を「木場公園大橋」が繋いでいます。
東京都現代美術館
まずは北側を歩いてみましょう。公園の最北端に位置する、東京都現代美術館。2016年から約3年間の改修を経て、2019年3月29日にリニューアルオープンしました。過去に開催された「ピクサー展」「館長 庵野秀明 特撮博物館展」をはじめ話題の展示の際には、館内はもちろん公園やその周辺も多くの方でにぎわいます。リニューアル後に開催された「ミナペルホネン 皆川明 / つづく展(2020年2月16日まで)」も大盛況です!
今回のリニューアルによって、公園の延長上をイメージした木を基調にしたサインや設備デザインが取り入れられ、より気軽に訪れやすい雰囲気になりました。カフェ、レストランもニューオープン。館内全体が広々としていて、公園とあわせて、お子さん連れにやさしい空間です。
入り口広場と売店
以前から公園になぜプールがあるんだろうか?と不思議に思っていましたが、ここは「入口広場」。プールのような大きな池では、毎年10月に木場の伝統芸「木場の角乗」が行われます。このほかにも木場公園はイベントも頻繁で、週末になるとさまざまなイベントが行われますが、この広場も屋台やフリーマーケットなどのメインとなる場所のひとつです。
ちなみに公園内の売店はふたつ。橋のたもとにある「パークス木場1号店」。 どこか懐かしい売店で、たこ焼きや焼きそば、ラーメンなど軽食を購入できます。
また、橋を渡って南側にある「パークス木場ミドリアム店」は恐竜ナゲット、スマイルポテトなど子ども向けの軽食が充実。
公園に訪れるまでの道のりにあるコーヒーショップでコーヒーを買って、軽食を購入してゆっくり昼下がりを過ごすのも、コーヒーの街・清澄白河に近い木場公園ならではの楽しみ方です!
木場公園大橋
北側の「イベント広場(屋外ステージ)」を抜けると、木場公園の北側と南側を繋ぐ、シンボル的存在「木場公園大橋」が見えてきました。
全長250m、主塔の高さは60m。公園にこんなに大きな橋がまたがっているのは、全国を見ても、なかなか珍しいのではないでしょうか。広々した橋の上は車両が通行しないため、散歩やジョギングをゆったり楽しめるのも魅力的。北側にはスカイツリーも見えます。
バーベキュー広場・ふれあい広場
公園の南側、橋を渡ってすぐに見えてくる「バーベキュー広場」は、事前予約制でお花見シーズンやGWは予約争奪戦。食材や道具のセットになった手ぶらプランもあるのがうれしいポイント。
その「バーベキュー広場」と隣接した「ふれあい広場」は木場公園内で最も広い芝生のスペースで、春や秋はピクニックを楽しむ家族連れが多く見られます。
美術館とあわせて、ここをめがけて遠方から訪れる人も多く、都内の他に比べて広々ゆったりとした雰囲気が特徴です。広場の端にはドッグランも設けられているので、犬と散歩する人が特に目立ちます。
夏は日光浴するおじさま、正月の時期は凧上げする親子…それぞれのスタイルでリラックスする人々の様子は、まさに「深川の憩いの場」。空の広さを感じながら、ゆったり過ごしてみてください!
都市緑化植物園・冒険広場
公園の南側には植物園や子ども向けのアスレチックが設置された広場も。
さらに「都市緑化植物園」は入口の噴水にはじまり、ガーデニング広場、庭をつくろう広場(洋風・和風)、帰化植物見本園などのコーナーに分かれ、ボランティア「木場公園友の会」によって美しく維持・管理されています。
「冒険広場」には、木製遊具があり、子どもたちが自然の中で汗を流すことができます。ちなみに冒険広場は北にもあり、そちらにはプラスチック製の遊具と大きなジャブジャブ池があり、夏は子どもたちでにぎわうエリアです。木場公園だけでなく、深川エリアには水遊びを楽しめる公園が複数あるので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
木場公園を歩くなら、春と秋がおすすめです。春は他のエリアに比べてゆったりとお花見できますし、秋はアート鑑賞と紅葉をながめながらのんびりと散歩できます。深川に暮らしたら、ぜひ自分なりのスタイルで木場公園を楽しんでみてください!
白方はるか(鳩)
フリーランスの編集・ライター。清澄白河で猫とともに暮らしている。あだ名は「鳩」 好きな食べ物はカツオのたたき
https://note.com/tyorehato
木場公園の概要
住所:東京都江東区木場4丁目、5丁目、平野4丁目
アクセス:東京メトロ東西線「木場」(T13)下車 徒歩5分
東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「清澄白河」(E14)下車 徒歩15分
地下鉄新宿線「菊川」(S12)下車 徒歩15分
都バス とうきょうスカイツリー駅・深川車庫(業10)、錦糸町駅(東20)「木場四丁目」又は「東京都現代美術館前」下車
駐車場(有料) /駐車台数104台(木場公園第一駐車場)、30台(木場公園第二駐車場)
園内施設:テニスコート(人工芝6面)、バーベキュー場、ドッグラン、都市緑化植物園、売店、レストラン、男女別トイレあり
※通年営業(無料/一部有料施設あり)
東京都公園協会(木場公園)ホームページ
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