「教えて吉野さん」は、ファイナンシャルプランナー吉野さんと一緒に、住宅ローンや住まい選びで後悔しやすいポイントを整理していく、深川くらしのYouTubeチャンネルのシリーズです。
「年収600万円だと、いくらまで借りられるんだろう?」
住宅ローンシミュレーターで計算してみると、
「最大5,000万円まで借入可能」
でも、ちょっと待ってください。
本当にその金額、借りて大丈夫ですか?
「借りられる額」と「安心して返せる額」は、まったく別物なのです。
多くの人が陥る「予算の罠」
住宅購入を考え始めると、誰もがこんな流れで考えます。
- 年収から借入可能額を計算
- 月々の返済額をシミュレーション
- 「このくらいなら払える」と判断
- 物件を探し始める
一見、合理的に見えます。でも、実はこれが「予算の罠」の入り口です。
なぜなら、この計算には「これからの人生」が入っていないから。
「年収の○倍」が通用しない3つの理由
理由①:住宅価格が大幅に上昇している
2020年と比較して、都心近郊のマンション価格は約30-40%上昇。
「年収の5倍」という従来の目安では、希望エリアで物件が見つからない現実があります。
理由②:生活コストも同時に上がっている
- 食費・光熱費:約20%上昇
- 教育費:私立小学校で年間100万円超
- 通信費・サブスク:月2-3万円が当たり前
「昔の常識」では計れない時代になっています。
理由③:働き方・家族の形が多様化している
- 転職・独立を考えている
- 共働きだが、将来は一人の収入で返したい
- 親の介護費用も視野に入れたい
画一的な「年収の○倍」では、あなたの人生に合わせられません。
本当に見るべきは「キャッシュフロー」
FP吉野さんが動画で繰り返し強調するのが、**「キャッシュフロー」**という考え方です。
これは難しい用語ではありません。シンプルに言えば:
これから先、家計のお金がどう流れていくか
キャッシュフローで考える具体例
Aさん(35歳・年収600万円)の場合
従来の計算:
- 年収の7倍 = 4,200万円借入
- 月々返済:12.5万円
- 「払えそう」と判断
キャッシュフロー視点:
- 3年後:子どもが小学校入学 → 教育費月5万円増
- 5年後:妻が時短勤務 → 世帯収入20%減
- 10年後:親の介護積立 → 月3万円必要
- 実際に無理なく返せる額:月10万円 = 借入3,500万円
その差、700万円。
これが「借りられる」と「返せる」の違いです。
借入年数は”リスク”じゃない、”調整弁”だ
「35年ローンは長すぎて怖い」
「できるだけ短く借りた方がいい」
そう思っていませんか?
でも、借入年数は必ずしも「短い=正義」ではありません。
借入年数を戦略的に使う
ケース1:月々の負担を抑える
- 35年ローンで月々12万円
- 手元に余裕資金を残す
- 必要なら繰り上げ返済も可能
ケース2:教育費ピークを避ける
- 子どもが大学卒業するまでは月10万円
- その後、収入増のタイミングで繰り上げ返済
- ライフイベントと返済を分散
ケース3:手元資金を確保
- 病気・失業などの緊急時に対応
- 投資・事業資金として運用
- 選択肢を残す
借入年数は「リスク」ではなく、人生設計の「調整弁」として使うべきツールです。
金利選び:変動vs固定、どっちが正解?
多くの人が悩む「変動金利」か「固定金利」か。
結論から言えば、正解はありません。
大切なのは、自分の価値観と家計に合っているかです。
変動金利が向いている人
- 手元資金に余裕がある
- 金利上昇リスクを許容できる
- 繰り上げ返済を積極的に考えている
- 月々の返済額を抑えて、他に投資したい
固定金利が向いている人
- 返済額が変わらない安心感が欲しい
- 長期的な資金計画を立てたい
- 金利変動のストレスを感じたくない
- 教育費など、他の支出が確定している
金利は「お得かどうか」ではなく、「自分の人生に合っているか」で選ぶものです。
動画で、数字と一緒に理解を深める
ここまで読んで、「なるほど、でも具体的にどう計算すればいいの?」
そう思った方は、ぜひ動画をご覧ください。
実際の数字を使いながら、「予算がどう変わって見えるか」が、より具体的に理解できます。
📺 【予算が上がる理由】キャッシュフローと借入年数で”買える家”はこう変わる!|教えて吉野さん vol.1(後編)
▶ 今すぐ動画を見る: https://www.youtube.com/watch?v=qedg-1czX48
この動画で分かること
❶ なぜ「年収の○倍」が通用しないのか
具体的な数字で、従来の計算方法の限界を解説。
❷ キャッシュフローで予算を考える方法
家計の「これから」を見据えた、本当の借入可能額の出し方。
❸ 借入年数を戦略的に使うテクニック
長期ローンのメリット・デメリットと、ライフプランに合わせた活用法。
❹ 変動金利vs固定金利の選び方
「お得」ではなく「自分に合う」金利の見極め方。
よくある質問「予算を上げても大丈夫?」
動画を見た方から、よくこんな質問をいただきます。
Q:「この動画を見たら、予算を上げてもいいと思ってしまいそう…」
A: いいえ、この動画の目的は**「予算を上げること」ではありません。**
伝えたいのは、**「判断の軸を変えること」**です。
- 数字に振り回されるのではなく
- 自分の暮らしの流れから考える
- その視点があるかどうかで、買った後の安心感が変わる
予算を上げるべき人もいれば、下げるべき人もいます。
大切なのは、自分にとっての「ちょうどいい」を見つけることです。
この記事を読んだら、次は前編もチェック
後編を読んで「もっと基礎から知りたい」と思った方は、
ぜひ前編もご覧ください。
📺 【教えて吉野さん vol.1(前編)】
知らないと損する住宅ローン――金利の前に、まず考えてほしい”順番”
🔗 前編の記事を読む
前編では:
- 住宅ローンで後悔する人の共通点
- 「借りられる額」と「安心して返せる額」の違い
- 物件を見る前に整理すべき視点
前編→後編の順で見ることで、住宅ローンの全体像が立体的に理解できます。
次のステップ:無料相談で、あなたの「ちょうどいい」を見つける
「自分の場合、具体的にいくらが適正なんだろう?」
「キャッシュフローって、どうやって計算すればいいの?」
そんな疑問が浮かんだら、ぜひ一度ご相談ください。
深川くらしでは、売り込みを前提としない相談を行っています。
- 今の不安を言葉にするところから
- 「買う・買わない」は相談後に決めてOK
- あなたのペースで、納得いくまで
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💻 Webから: お問い合わせフォーム
「教えて吉野さん」シリーズ、続々公開予定
🔗vol.2:【若い方こそ見てほしい】超長期ローンのデメリットと対策をFPが徹底解説
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まずはこちらの動画を見てみてください。
あなたの「予算の見え方」が、確実に変わるはずです。




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