「家を買いたい。でも、何から始めればいいかわからない──」
そんなあなたへ届けたい、知識ゼロからはじめた“リアルな家探しの記録”。
予算の決め方、住宅ローン、内見で見えてきた本音、そして「妻がローンの主債務者になる」という意外な選択まで──
たくさん迷って、たくさん相談して、たどり着いた「自分たちらしい暮らし」。
同じように迷っている方の背中をそっと押すような、そんな体験記になれば嬉しいです。
目指すのは、1年後の「いい暮らし」 知識ゼロから 初めてのマンション購入へ
深川くらしをご覧のみなさま、こんにちは。ライター・編集者の増田と申します。普段は、深川くらしの中の「お客さまインタビュー」で、取材・執筆を担当しています。
突然ですが、昨年、リフォーム不動産 深川studioさん(以下リフォーム不動産)の仲介で中古マンションを購入しました。今回お届けしたいのは、わたし自身の物件購入体験記です。
「そろそろ家を買おうかな…」「でも、まず何からはじめる?」「不動産屋さんに入るのってなんだか緊張する」
どれも、わたし自身が感じていたこと。同じように考えたことのある人も多いのではないでしょうか?
初めてのマンション購入はわからないことだらけでしたが、リフォーム不動産のみなさんに親身に教えていただきながら、納得のいく家と出会うことができました。
我が家は埼玉・草加市にあるので、深川エリアというわけではありませんが、同じように「家を買おうかな」と検討中のみなさんの参考になれば嬉しいです。
今年こそ家を買おう!
「今年こそは家を買おう」
そんな話から、私たち一家の2024年ははじまりました。
当時3歳の一人娘と暮らす、3人家族。その頃住んでいたのは、リノベーション団地で保育園が敷地内にある賃貸物件でした。
気に入っている家だけど、子ども部屋をつくれない間取りだし、いつか引っ越すことは確実。何より、どんどん増え続ける物が収まりきらないという現実問題…。
なにより、家賃を払い続けるなら買って資産になったほうがいいのでは?という思い。
「いつかは家を買うだろうな」とぼんやり考え続けて数年。年内の更新までの引越しを目指して、ついに動きはじめることにしました!
とりあえず相談してみる?
リフォーム不動産とは、数年ほど前から仕事でお付き合いがあり、働くみなさんとも顔見知りでした。
「こういう不動産屋さんがあって…とりあえず相談してみる?」と夫に持ちかけたのはわたし。
不動産屋さんって、正直、気軽に入りづらいですよね。
家探しのことが何もわからないのに、グイグイ営業されたらどうしよう。大事な買い物だから、信頼できる人にお願いしたいけど、どうやって見極めればいいのだろう?
かくいうわたしたちも、一度近所の不動産屋さんに入ってみたことがありました。ただ、まだ購入が現実味を帯びていない頃だったので、担当してくれた方とのコミュニケーションにしっくりこずに、終わってしまったのです。
リフォーム不動産に相談してみようと思ったのは、「信頼できる」不動産屋さんだったから。
仕事で何度か取材・執筆させていただくなかで、スタッフのみなさんのお仕事への向き合い方や、人柄・誠実さをよく知っていたからです。
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(「日本仕事百貨」の求人記事です。よかったら読んでみてくださいね)

江東区深川にある「リフォーム不動産深川studio」
ただ、深川エリア密着が売りのお店。まずは「エリアが違うのですが、相談に乗ってもらうことはできますか?」と聞いてみました。
最初に連絡したときの条件はこちら:
・現在の住まいは埼玉県草加市。近隣の市町村で中古物件購入を検討。
・今のところマンションを想定。内見はまだ行っていないです。
・予算****円ほど?
・3歳の娘がいます。
すぐに、「初めての住宅購入とは思いますので、 もう少しご状況お伺いさせていただいたうえで、購入の基本からのご案内させて頂ければ」とお返事が。そう言っていただき、安心して最初の打ち合わせに行くことができました。
予算とローン
実は、最初の問い合わせ時に伝えていた予算額は、実際に購入した住宅よりもかなり安いです!
「これくらいなら、最低限のローンで買えるのでは?」と算出した金額でしたが、今思えば安すぎでした (笑)。
内見を重ねるなかで、自分たちが「住みたい」と思える家の相場がいくらなのか、だんだんわかっていったのでした。
ちなみに、このときのわたしはまだ、「家を買うのは夫」という感覚。
自分より収入も高く、金融関係の知識も持っていたので、自分も意見は言うけれど決定権は夫にある、そんなイメージでした。
そんな背景もあり、ローンのシミュレーションをしてもらったときも、どこかひとごとでした。
※ローンシミュレーションについて:
リフォーム不動産では、物件探しの初期のタイミングで、提携のファイナンシャルプランナーさんが、無料でローンのシミュレーションを行ってくれます。自分たちの資産に対してどれくらいのローンを組むのが妥当なのか、またそれ以外にも資産関連での不安ごとなど、ざっくばらんに、初心者にもわかりやすく教えていただけます。
また具体的に物件の検討を進めていくなかで、リフォーム不動産からは、ローンと諸費用を含めた、月々の支払額の表を出していただけます。自分が何歳のときに、いくら残高があるのか。もちろん先は長いですが(笑)、具体的にイメージできることはすごく助かります!
自分がローンの主債務者になるという想像は、一切していなかったわたし。
ですが、いろいろ検討した結果、我が家の場合は「妻の私がローンを借りて、夫は連帯保証人」というかたちに落ち着きました。
決定権がないと思っていたところから、ローンの主債務者へ。
それをきっかけに「長く住む自分の家を買うんだ」という気持ちが俄然強くなりました。
内見すれば見えてくる
途中、優先順位がわからなくなって立ち止まったりしたこともありましたが、数ヶ月間、月に2回ほどのペースで内見を続けていました。
初めてお店に伺ってから、3ヶ月の間に13件。これくらい内見して決める方も多いとのことでしたが、少なくない数だったと思います。毎回わざわざ草加まで足を運んでいただいて、ありがたかったです。
内見を重ねるなかで、絞れてきた条件は下記になります。
築年数:旧耐震ではないもの
駅距離:駅近でなくてもいいけれど、歩いてMAX15分
間取り:2〜3LDKの70平米前後
そのほか:
・子どもの将来のことを考えると、小学校に近いほうがいい
・以前の保育園にそのまま通える距離だとうれしい
・2階以上希望、ただし高層階すぎると怖い
・目の前がに大きな建物がないと嬉しい
・できればリノベーション済み物件
・スキップフロアではない(=エレベーターが全階に止まる)
この条件を満たす物件は、当初の予算内ではほぼありません。参考のために予算にはまる物件を見てみても、実際に住むイメージがわかないのです。
何十年も住む家なのだから、妥協せずに、納得いくものを選びたい。そんな気持ちがだんだんと強まっていきました。
その頃に出会ったのが、最初の候補物件です。
いいと思う家は、みんなにとっていい家
結論から言うと、この物件は申し込みが遅れてしまったことで、成約には至りませんでした。
立地などの条件は完璧でしたが、想定していなかったフルリノベーションが必要。予算との兼ね合いで躊躇してしまい、即決できなかったのです。
ファイナンシャルプランナーさんにも再度相談して申し込みを決めましたが、時すでに遅し…。
家探しではよく聞く話ですが、「番手負け」が実際に自分たちの身に起きると、やっぱり落ち込みます。
でもこのおかげで、次はもう逃したくない!と、より本気モードになりました。
「なぜか君がいいと思ったところに決まる」
番手負けの翌日、気を取り直して物件サイトを眺めていると、気になる新着物件が見つかりました。
以前内見したことのあるマンションの、7階です。
そのとき売りに出ていたのは10階で、思いのほか高さが怖いと感じ、ナシと判断していました。
ただ、敷地内がきれいに保たれていたり、お花の手入れがされていたり、いい印象が残っていたのは確か。
7階ならありかもしれない!と、ピンときました。
そのときは、まだリノベーション工事中で内装の写真はありませんでした。ただ、「食洗機設置予定」と書かれていたことで、リノベのクオリティが高そう!と思えました。(家探しも後半になると、それほど目が肥えていきます…)

工事完了後すぐに見に行ったときの写真
「これまでの家も、結婚式場も、なぜかいつも君が直感的にいいと思ったところに決まる」と、夫。
自分の直感を信じて、何より「もう先を越されたくない」という気持ちが強すぎて (笑)、工事終了前に内見を申し込みました。
眺望がかなりよい物件で、高さもそれほど気になりません。
また何よりの決め手は、小学校に通いやすいこと。そのほかの条件も満たしています。
内見の日が結婚記念日だったという小さなご縁も感じ、この家に申し込むことに決めました!
あとになって強く感じたのは、「内見が真夏に重ならなくてよかった」ということ。
子連れでまわることになりますが、基本的に物件には冷房がついていませんし、外を歩く機会も多いです。小さなお子さんのいるご家庭には、過ごしやすい季節の家探しを心からおすすめします!
住んでみてわかったこと
申し込み、ローンが通り、さまざまな契約を結び、たくさんのハンコを押し、引き渡し。エアコンの工事やさまざまな家具の搬入への立ち会い。
バタバタした日々を経て、引っ越してから1年弱が経ちました。よかったところ、イマイチだったところ、それぞれ整理してみたいと思います。
リノベーション済み物件だった
◯ポジティブ:
最初の候補物件でフルリノベをしていた場合より、引越しが数ヶ月早く済んでいます。前の家の更新期限に間に合い、家賃も浮いたのはありがたいこと。
また、自分たちでリノベをしていたら、予算上妥協していた設備がきっとありました。特に、きっと諦めていたであろう食洗機は、今ではナシでは考えられない生活です。
▲ネガティブ:
正直、もし自分たちでリノベーションしていたら…と思うことはたびたびあります。キッチンに立つとリビングの様子が見えない、収納が少ない、建具のデザインが微妙、などなど。
お金はかかったとしても、リノベーションをしていたら、もっと住み心地はよかったはず。「やらなかった側」としても、いま迷っている方にはぜひリノベーションをおすすめしたいです!
逆に言えば、この点を除いてマイナスポイントはほとんどなく、私たち家族にとっての重要度はそこまで高くなかったとも言えます。できる範囲で手を加えながら、少しずつ住みやすくしていこうと試行錯誤を続けています。

玄関のコート掛けは自分で取り付けました。
立地
◯ポジティブ:
最寄駅からはそこまで近くはない距離ですが、住みはじめてわかったのがバスの存在。近くの駅につながるバスが家の目の前を通るので、お出かけの際は重宝しています。
(ちなみに、物件資料記載の徒歩分数よりも、実際に歩くと時間がかかる物件も多かったので、注意が必要だなと感じました!)
また、眺望が最高です。前の家は建物に囲まれた2階だったので、ベランダから見える空が広いことにとても感動しました。
▲ネガティブ:
以前通っていた保育園からは、自転車で片道15分ほどの距離になってしまいました。だんだん慣れるけれど、毎日はなかなかつらいもの。
結果的に、娘は近くの園に転園しました。送り迎えのこともありますが、近いほうが、将来同じ学校に通う子もいるだろう、と考えたことのほうが大きな理由です。
リフォーム不動産での家探しを経て
とても長くなりましたが、以上がわたしの購入体験記となります!
リフォーム不動産の力をお借りして、満足いく自分たちの家を見つけることができました。
「こんなことまで聞いていいのかな」と思うような、素人目線の些細な質問にも、いつも丁寧にスピーディーに答えていただけたことは、本当にありがたかったです。
理想の条件をすべて満たす完璧な家はない、というのは実際に家探しをして痛感したこと。また「予算より少し上の家がよく見えるもの」と聞いていましたが、本当にその通りだなと感じました。
だからこそ、自分たちが本当に譲れないものはなにか、と考えることがとても大切だと思います。
私たちは内見を重ねていくなかで、だんだんと「どんな暮らしがしたいか」というイメージが固まり、住みはじめてからも大きなギャップなく過ごすことができています。
最初の一歩を踏み出すのは緊張するかもしれませんが、なにもわからなかった私でも、1年後には居心地のいい家で暮らしを手に入れることができました。
1年後の自分らしい暮らしをイメージして、まずは気軽に相談をするところから、はじめてみてくださいね。リフォーム不動産のみなさんが、きっと寄り添ってくれるはずです。
書いたひと:増田 早紀
編集者/ライター。一児の母。
求人サイトでの取材・執筆のかたわら、埼玉の草加を拠点に小さくインタビュー活動中。
「その人らしさ」を伝える文章づくりを心がけています。
-note : https://note.com/sakimasuda616
-Instagram : https://www.instagram.com/tuzuru.note/
「同じように悩んでいる方がいたら、リフォーム不動産さんの相談会、心からおすすめします♪」
まずは、“知る”ところから、はじめてみませんか?
増田さんのように「何もわからなかったけど、相談からスタートして家を買えた」という方が、実はたくさんいらっしゃいます。
リフォーム不動産では、家探しの準備段階からの相談も大歓迎。
☑ 住宅ローンって何を基準に決めるの?
☑ リノベ済みの物件と自分でリノベ、どっちが合ってる?
☑ いくらくらいなら無理なく返せそう?
☑ 本当に住みたい街ってどこなんだろう?
などなど、どんな初歩的な疑問でも大丈夫です。
「しつこく営業されるかも…?」という不安を感じる方にこそ、一度話してみてほしいと思っています。
\まずは無料相談からお気軽にどうぞ/
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