家族が増えるタイミングで、家の購入を考えはじめる方も多いのではないでしょうか?
ただ、小さなお子さんがいる場合は、内見をまわるだけでも大変なこと。保育園や幼稚園、学校が決まっている場合は、選択できるエリアにも制約が生まれます。
「リフォーム不動産 深川studio」で物件を購入・売却・リノベーションされた方の連載インタビュー・第21弾。
今回紹介するのは、5歳と1歳のお子さんと暮らすHさんファミリーです。
育休期間を活用して、じっくりリサーチしたり、散歩がてらまちを歩いてみたり。限られた選択肢のなかでも、満足のいく住まいを見つけることができました。
近い境遇だと感じる方は、ぜひ体験談を読んでみてください。
目次
■3年ぶり、2回目の家さがし
―最初にリフォーム不動産を訪れたのは、2020年だったそうですね。
そうなんです。当時は1件だけ内見したんですけれど、まだ急いで引っ越す必要はないかなと思ってやめてしまって。やっぱり大きな買い物だし、もうちょっと様子を見てみようと思って。
あらためて探そうと思ったのは、家族が増えて4人になったことが大きな理由ですね。今回は本気で家探しに取り組もうと思いました。
―再びリフォーム不動産を訪れたのですね。
買うなら清澄白河・森下・住吉あたりがいいと決まっていて。地域に強そうな印象だったのでまたお願いをしました。
前回、住宅ローンのシュミレーションまでやってもらっていて。わかりやすくまとめていただいた資料もずっと保管していたので、それを持っていきました。
―深川エリアに決めていた理由はなんだったのでしょう。
以前は清澄白河の賃貸物件に10年以上、その前も門前仲町に住んでいたので、このあたりには馴染みがありました。全然違うエリアだと、まちのことを一から調べないといけないので、良し悪しの判断がむずかしいなと。
利便性はもちろん、川のある風景や、歴史を感じられるところが魅力的なまちだなと思っています。
現実的なところだと、子どもの保育園の事情で江東区からは動きにくくて。お隣の墨田区に移れば、条件に合うマンションもいくつかあったんですけど、転園の手続きが大変なので江東区に絞って探すことにしました。
■選択肢が少ない!人気エリアならではの悩み
―保育園の事情もあって、限定的なエリアでの家探しだったのですね。
江東区内で、かつ同じ園に通いやすい範囲じゃないといけなくて。候補になる物件は…なかなか出なかったですね。人気があるうえに、物件数も少ないエリアなので、3LDKの広さになるとかなり限られていました。
別の物件で、申し込みをしようと決めたものもあったんですが、先にほかの方の申し込みが入ってしまって…。こういうこともあるんだ、と学びになりました。育休期間中に決めたいと思っていたので、それ以降は少し焦りも出て、スピーディーに進めていきました。
―今の物件との出会いは?
リサーチするうちに情報サイトで見つけて、内見をしてみたい、とこちらからお伝えしました。
前のオーナーさんの都合で、引き渡しが約1年後という特殊な事情はあったんですけど。前の反省があったので、内見から申し込みまでは短期間で決断しましたね。
―決定から引き渡しまでが1年というのは、長いように感じます。
引っ越しを急いでいたわけではなく、いい物件に決まればいいと思っていたので、問題なかったですね。
結果的には1年あってよかったです。その間に、リフォームをどうするか、ルーフバルコニーをどう使うかなど、じっくり考えられました。周囲の雰囲気を知りたくて、ちょこちょこ見に来ていたので、実際に住むイメージも湧きやすかったです。
なによりこの物件は、建物のつくりが、すごくしっかりしていて。地震や自然災害のことを考えると、安心して暮らすことができる家と巡り会えてよかったと思っています。
前に住んでいた家でクレームを受けたことがあったので、子どもの騒音のこともすごく気にしていて。
いいと思った物件は、床下の厚みまで調べていました。ここは二重天井で二重床で、防音もしっかりしていてとても静かなんです。
でも実はファミリーもたくさん住んでいるので、近い境遇の人たちも多く、心地よく暮らせています。
■育休中だからこその家さがし
夫婦2人とも育休をとっていたので、時間はたっぷりありました。
平日、上の子が保育園にいる間に、下の子を連れて内見に行くことが多くて。夏の暑さは大変でしたが、それ以外で大きく困ることはありませんでしたね。
普通はまずサイトで物件を探すと思うんですけど、私たちはそれだけでなく、散歩がてら、実際にまちを歩いて探すことも多かったです。
「このマンションいいな」と思ったら、調べて、候補に挙げて。川沿いの物件に惹かれていくつか狙っていたんですが、人気も高いので、部屋に空きがないところが多かったですね。
ーいそがしいお仕事と並行することなく、家探しに集中できたのはとてもいい時間でしたね。
自分たちで住宅地図をコピーして、良さそうな物件をマークしたり。時間があったのでじっくり取り組むことができたのは本当によかったです。
トータルで内見したのは13件。いろんな物件を見るとどんどん目が肥えていって、自分たちが大切にするものは何なのか、だんだんわかってくるような気がしました。散歩をして、まちの雰囲気をわかっておくのはおすすめの方法です。
■いつの時間も気持ちがいい家
―1年越しで、実際に住みはじめてみてどうですか?
すごくいいですね。眺望がよくて、キッチンで料理をしていると窓からのひらけた景色がよく見える。朝も昼も夜も、気持ちがいいなと思っています。
ルーフバルコニーがあるのも、すごく助かっていて。子どもはここで自転車の練習ができるし、夏にはプールも出せる。わざわざ外に行かなくても、ここで気軽に遊べるのがありがたいです。
引き渡し後、鍵をもらった翌日がちょうど隅田川の花火大会でした。みんなでお寿司を食べながら、花火を見たのをすごく覚えています。
―部分的にリフォームもされたそうですね。
リビングの奥に棚付きのクローゼットを取り付けて、日々生活に必要なものがすべて収まるようにしました。
その上にできたスペースには、季節ごとに必要になるものを箱に入れて収納しています。
あとは洗面所・脱衣所を拡張しました。
寝室のクローゼットを小さくするかわりに、こちらを倍近い広さにして。大きな洗面台の脇に十分な作業台が確保できたので、とても使いやすく気に入っています。
ありがたいことに、前の方がすごくきれいに住まわれていたので、ほかの部分でのリフォーム費用はほとんどかかっていません。
床も変えていないし、壁紙の張り替えも一部だけ。
前のオーナーさんがすごくいい方で、実はカーテンもそのままいただきました。引き渡しのときに、「この家に引っ越してからいいことばかりあったので、皆さんもきっといいことがあると思いますよ」と言ってくださったのが印象に残っています。
■家探しは、明るく楽しく!
―物件の購入を検討中の方に、なにかアドバイスはありますか?
必ず見つかるから諦めないでって伝えたいですね。
今思えば、最初に申し込んでダメだった物件よりも、この物件のほうがいいなと思うんです。探しはじめるときに条件を決めても、内見を重ねるうちに、自分の考えは変わっていくんだなって実感しました。
リフォーム不動産さんには、その時々でベストな提案をしていただけるので、その通りに選んでいくといいのかなと思います。
―リフォーム不動産の印象はいかがでしたか?
やっぱりこのエリアのことに詳しいので。清澄はこういう雰囲気、住吉はこういう雰囲気って、地域に抱くイメージが共有できているから探しやすかったですね。
家が決まったあとも、木場公園でイベント出展のときに遊びに行ったり、バーベキューに呼んでいただけたり。地域密着が特色だからこそ、購入後も継続的につながりを持てているのはうれしいです。
あとは、提携されているFPや工務店の方が、皆さん話しやすくていい方で。
購入してから金利が上がってしまったんですけど、FPの方に上がる想定でライフプランを組んでもらっていたので、今のところは特に心配はなく。なにかあったらいつでも相談できる関係性ができたのは、よかったなと思っています。
ーいろいろ聞かせていただきありがとうございました。前向きに家探しに取り組まれていたことがお話全体から伝わってきました。
私たちは家探しをするなかで、「明るく楽しく!」をモットーにしていたんです。
大きな買い物だから、真剣になるとどうしても夫婦がギスギスすることもあるかもしれません。でも家庭のために見つけているものだから、明るく取り組めるのが一番だなと思っています。
■あとがき
わたし自身も、4歳の子どもがいながらの家探しを経験しました。
大変さもありましたが、長く住む家が決まることで、将来の学校生活や子どもが成長したときの暮らし方が見えやすくなり、気持ちも安定したように感じています。
そろそろ将来の住まいを考えはじめようかな。そう感じている方は、一度リフォーム不動産に相談に行ってみてはいかがでしょうか。
家族の大切な居場所づくりを、丁寧にサポートしてもらえると思います。
■担当スタッフより
家族の事、将来の事、お金の事…どのお客様も沢山の悩みと向き合う必要があるお家探し。Hさまご夫妻のお家探しは、そんな悩みにしっかりと向き合いながらも楽しくポジティブに、でも時には慎重にしっかり考えて。そんなご検討のされ方だったと印象に残っています。
ご契約からお引渡しまでお時間をいただく物件ではありましたが、お引越し後に「とても住み心地がよく、毎日幸せです!」とご連絡をいただいた時はとっても嬉しかったです!
これからもご家族みなさまが素敵な生活を送れますようお祈りしております。
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