本当にに住みたいんです。
こんにちは。深川に住みたい女です。
突然ですが、正式に『住みたい女』になってからおよそ1ヶ月。最近、『口だけなんじゃないか?』疑惑をかけられつつある(気がする)のですが…?そんなことは断じてありません。私は本気です!
…なんだかプロポーズの言葉みたいになってしまいましたが、今回は実際にお部屋探しをしているときに感じたことを書こうと思います。私は不動産屋さんなのでお部屋を自分で探すことも出来ますが、普段やっている業務とは違うこと(私は主に売買を取り扱っています。)、仕事をしながら探すのは時間的に難しいこと、後は単純にめんどくさいこと(コラ)などの理由から、賃貸を多く取り扱っている不動産屋さんにお部屋探しをお願いすることにしました。
結論から言うと、かなり難しい!どうやら私が思い描いている条件では、募集自体が少ないようで…
担当してくださった方がお付き合いのある賃貸のオーナーさんに片っ端から電話をかけて確認してくださいましたが、『本当か?焦らせて決めさせようとするための作戦じゃないのか?』と思うほどフラれ続け、ついに『ないっすね。』と。
じゃあどうすればいいんだ?と聞くと、皆さんすぐ契約できるように資料を不動産屋さんに預けて、空きが出次第申し込みを入れてもらうように頼んでいる。というのです。なんだそれ!まるで出待ちじゃないか!私は1秒でも早く引っ越したいと思っているのに、いつ空くかも分からない、詳細も分からないお部屋を待つなんて無理だ!そんな時間は耐えられない!
空室状態で内覧してから申込み、というスピード感ではいつまで経っても決められない(人気があるので、空室になる前に次の入居者が決まってしまう場合が多い)というのは分かってはいましたが、まさかここまでとは。『深川、恐るべしだな』と思いました。
でも、だからと言ってあきらめる気はさらさらありません。条件をいくつか緩めて(私的には元々緩い方だと思っていましたが)、物件を見せてもらいました。
このお部屋、清澄白河駅から徒歩1分なんです。立地抜群!レトロでかわいい!が、とにかく古め。個人的には我慢できるかなあなんて考えていましたが、よくよく見るとインターフォンがありませんでした(チャイムはあります)。オートロックじゃなくてもいいけど、せめてインターフォンは欲しい!一応女子だし…それと洗濯機置き場が共有部にあるという理由から(外にあるからダメなのではなく、家の中にないとやらないからダメ)、残念ながら見送り。障子のある和室が居心地よくて、ワクワクしそうなお部屋でした。
一度はこれくらいレトロなお部屋に住んでみたいものです。
もう1件見たお部屋は、建物の雰囲気が全体的に暗くてちょっと…
なかなかうまくいきません。
諦めずに探すぞ!という気持ちはあるのですが、なんせ物件が無いとなるとどうにも探しようがありません。大ピンチです。毎日ポータルサイトや不動産業者が見る物件情報サイトを見ながら、『今日も特にないか…』を数日繰り返し、だんだんと『もう疲れた。いったん休憩』状態に陥ってしまいました。
そんなある朝。
別に今の家も好きだし、なんか探せないし、別にいいかな~。めんどくさくなってきた。
という思考に傾きかけた私の脳みそを『いやいや、やはり引っ越したい!引っ越すべきだ!』という方向にグイっと引っ張ってくれたのは、朝の通勤ラッシュでした。
私は通勤に私鉄を使います。幼いころからほぼメトロにしか乗ってこなかった私にとって、電車から外の景色が見えるというのは何だか特別でお出かけ気分が味わえて心地よい空間です。
しかし朝はキツイ。何より乗っている人がみんなゆとりがない感じで、どこかピリピリしてる。足を踏んでしまったときなんかは舌打ちされ、改札間際ではみんなが我先に進みドッカンドッカンぶつかる。そんな光景を見ると、どうして周りのことを考えられないのだろうと悲しくなるのです。そんな思いをして毎日出勤したくない!メンタルがやられてしまう!何がなんでも引っ越そう!
そこから怒涛の部屋探しが始まりました。
今までのポータルサイトに加え、よく聞く不動産会社のホームページを片っ端から検索し、その会社が管理している物件を探す。私はなかなか時間が取れなかったので、母も探してくれています。
どうなる!? 家探し!
『住みたい女』が深川に住める日は来るのか…!
のり漫
深川在住の漫画家。
なにかを表現したい気持ちが抑えられず、
https://note.mu/
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