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【深川東京モダン館】レトロ建築と無料の歴史ガイド!門前仲町の街歩き拠点

モダン館って、どういう施設なの?

昭和初期のレトロな復興建築を活用した「深川東京モダン館」の外観(国登録有形文化財)

深川東京モダン館は「旧東京市深川食堂」とも称され、もともとは関東大震災の復興建築として昭和7年に建てられた東京市設公営食堂の内のひとつでした。

当時はシンプルな定食をはじめとし、ローストビーフや親子丼などの嗜好品も提供していたそう。
(ちなみにローストビーフが日本でも食べられるようになったのは、150年以上も前なんですって…!)

さて、そんな深川食堂ですが、その後第二次世界大戦の空襲や解体危機も乗り越え、現代に残る昭和初期の近代建築として評価を受け2008年に国登録の有形文化財(建造物)として認定されました。

その翌年より、江東区の観光文化拠点「深川東京モダン館」として新たなスタートを切りました!

さっそく館内に潜入!

玄関を入ると、案内所の名の通り沢山の掲示物が!

館内を1人でうろうろとしていると、法被を羽織ったガイドさんらしき方がいらしたので声を掛けてみました。
すると、建物の歴史について説明をしてくださるとのこと。
丁寧にご案内をしてくれている最中に、深川の歴史に精通したガイドさんが戻ってきて「せっかくなら」とバトンタッチをしてくださいました…!

昭和7年の創業当時のデザインをそのまま残す、レトロなモザイクタイルの階段。深川東京モダン館ならではの貴重な近代建築の意匠はじめは細部まで館内ツアー!

言われるまで気が付きませんでしたが、館内の造形がかなり独特で「これが当時の建築デザインなのか」と新しい視点を得て感動しました。

当時のデザインをそのまま残す、深川東京モダン館内のレトロなモザイクタイルの階段

入口付近の階段は創業当初からそのままのモザイクタイルを使用しており、現代ではまったく同じように再現ができないとのこと。所々過去に修繕を試みた跡がありましたが、当時のデザインに近づけることは難しく、修繕箇所は明るく光沢を帯びていました。しかしそれも、歴史と現代を同時に感じられる貴重な空間に感じました!

館内に展示されている昭和レトロな発掘品(快進舎の牛乳瓶)と近代建築の資料

階段を上がったところに、なにやら牛乳瓶が。
なんとこちらは建物の改装工事の際に、土の中から発見されたのだそう!
瓶には「快進舎」と製造元が表記されているものの詳しい情報が何も残っておらず、未だ謎が残されています。

江東区佐賀にあった近代建築「村林ビル」の一部展示。深川・門前仲町エリアの歴史的建造物を伝える資料

他にも、江東区佐賀にあった近代建築の建物「村林ビル」の一部が展示されていました。
どれも昭和レトロを感じるデザインですよね~!

深川の歴史を知ろう

ここからは私が学んだ深川の歴史について、皆さまにシェアいたします!
深川の地で暮らしていたり、働いている方たちにはきっと為になると思います!

時を遡ること1603年。徳川家康が江戸幕府を開いた当時、江戸は湿地帯で葦(アシ)という植物が生い茂っており住むには適さない場所でした。
それからライフラインを整えるために始めたのが、川をつくること。

小名木川から始まりどんどんと広がってゆき、広範囲にわたって船で物資を運ぶことができるようになりました。

海に比べて川は座礁の危険が低く、安全で効率的に物資を運べるようになったことで深川の地は栄え、工場地帯に発展していきました。(深川エリアに川が多いのにはこんな理由があったんですね~)

しかし工場地帯が攻撃の的となり空襲を受けたり、工場を再建するも環境汚染が深刻化したりと問題が尽きませんでした…。
挙句には工場で大量に水を汲み上げたことにより地盤がさがり、他の土地との高低差により洪水にも見舞われました。
(雨が降ると高さのある地域から低い方へと沢山の水が流れて溢れてしまったんですね。
深川エリアは海抜が低い理由としてこんな歴史的背景があっただなんて、驚きでした。)

それからは水害を避けるため「荒川放水路」と呼ばれる人工の川や水門がつくられ、町の安全は守られてきました。

今回は“学び”に焦点を当てた記事になりました。
少し難しい話が続きましたが、自分自身今回の取材を経て大人になってから歴史を学ぶことの楽しさに気づかされました。
皆さまにも是非、現地で体感していただきたいです!

驚くことに、こちらの歴史ガイドは無料で受けられるんです…!

開館日の午前11時と午後2時には、ガイドさんによる1時間程度の「まちあるきツアー」も無料で行われています。
これは深川好き・興味がある方は逃がせませんね〜!私も近々参加してみます!

おみやげ話

深川東京モダン館1階のお土産コーナー。手ぬぐいや「こうとうのまち百景」のオリジナル絵はがきなど、深川散策の記念にぴったりなグッズ

1階案内所には地域イベントの掲示、江東区内のマップ等が置いてある情報スペースがあります。
他にも、絵はがきや手ぬぐい等のお土産ゾーンもあり…

深川東京モダン館の1階で販売されている「こうとうのまち百景」などのオリジナル絵はがき

ちゃっかり、自分用に絵はがきを購入しちゃいました。

素敵じゃないですか?私は「こうとうのまち百景」から2枚選定しましたが、種類が豊富でかなり悩みました。
是非皆さんもお手にとってみてみてください!

<深川東京モダン館>施設情報

住所:東京都江東区門前仲町1-19-15
アクセス:都営地下鉄大江戸線・東京メトロ東西線「門前仲町」駅 徒歩3分
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日( 月曜日が祝日の場合、翌火曜日が休館となります)
※開館時間・休館日・開催イベントなどの最新情報は、公式HPをご覧ください。

近隣カフェでほっと一息いかが?

門前仲町駅より徒歩2分・深川東京モダン館より徒歩1分のところにある「カフェ ソリッソ」さん。
まちあるきツアーの前後にぴったりな隠れ家カフェでゆったりと食事を楽しめます。

定番ランチやこだわりのコーヒーについて過去にご紹介しているので、気になる方は要チェック!

深川東京モダン館と街歩きに関するよくある質問

Q:深川東京モダン館の入館料はいくらですか?

A:入館料は「無料」です。1階の観光案内所やお土産コーナー、2階の展示スペースなど、どなたでも気軽にふらっと立ち寄って、深川の歴史や昭和レトロな建築を楽しむことができます。

Q:無料で参加できる「まちあるきガイド」はどうすれば利用できますか?

A:開館日の午前11時と午後2時の1日2回、ガイドさんによる約1時間の周辺まちあるきツアーが無料で開催されています。事前の予約なしで当日参加も可能ですが、最新の開催状況については公式HPや現地でご確認ください。

Q:建物(建築)の見どころはどこですか?

A:昭和7年に建てられた関東大震災の復興建築(旧東京市深川食堂)であり、国登録有形文化財に指定されています。入り口付近の当時そのままのモザイクタイルの階段や、モダンな幾何学模様のデザインなど、現代では再現が難しい貴重な意匠を間近で見ることができます。

Q:モダン館がある門前仲町エリアの住環境や魅力は何ですか?

A:「江戸から続く下町の歴史・文化」と「都心への圧倒的なアクセスの良さ」が両立している点です。モダン館を拠点に街を歩けば、おしゃれなカフェや個人商店が点在する人情味あふれる暮らしが見えてきます。現在進行中の駅前再開発などもあり、住環境としての資産価値はますます高まっています。

🏠 深川くらし編集部より

「深川東京モダン館」のように、街の歴史と文化を大切に保存し、今に伝えている施設があることは、門前仲町エリアの大きな魅力です。
江戸時代から続く水運の歴史や下町情緒。それに惹かれて集まった新しいカフェカルチャー。この「新旧の融合」こそが、深川エリアの不動産価値が長年にわたって高く評価され続けている理由でもあります。歴史ある街での暮らしにご興味がある方は、ぜひ以下の情報もご覧ください。

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