目次
はじめに
深川エリアの不動産に関わる地域情報メディア「深川くらし」として、深川エリアで新たに供給される新築分譲マンションに関して、「深川くらし」目線でのレビューを伝えたり、紹介をしていく【深川エリア×新築マンション探訪】の第三弾!
今回も、江東区深川エリアの地域情報メディアを運営するスタッフの一人として、深川エリアに住んでいる一人のエンドユーザー目線で、有益な情報をお伝えできればと思います!
そして、今回は1年前より分譲している”住吉”という名ではありますが、深川アドレスではない新築マンションのご紹介です!
【1】物件概要
所在地 | 東京都江東区北砂1-229-3(地番) |
交通 | 東京メトロ半蔵門線・都営新宿線「住吉」駅徒歩15分 都営新宿線「西大島」駅徒歩14分 |
総戸数 | 149戸 |
敷地面積 | 35,556.64㎡(隣接地越境部分3.18㎡含む) |
建築面積 | 1,489.98㎡ |
延床面積 | 12,662.47㎡ |
竣工時期 | 2023年1月25日完成済 |
入居時期 | 2024年4月下旬入居予定 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造地上14階 |
分譲後の権利形態 | 敷地は共有、建物は区分所有 |
用途地域 | 準工業地域 |
土地権利/借地権種類 | 所有権 |
駐車場 | 58台(単純昇降式57台、身障者用1台) |
駐輪場 | 283台 |
バイク置場 | 9台 |
トランクルーム | なし |
管理形態 | 管理組合の結成後、管理会社へ委託 |
管理員の勤務形態 | 日勤 |
施工会社 | 株式会社長谷工コーポレーション |
管理会社 | 住友不動産建物サービス株式会社 |
売主 | 住友不動産株式会社 |
今回の建設地は、新路線「豊住線」の期待で注目の集まる街「住吉」から徒歩15分の北砂アドレスにあります。
地元の方アリオ北砂の方面に入ったところ、といえば、イメージがつくかも知れません。
なかなか深川アドレスでも新築マンションが建てられる場所がないのですが、住友不動産から比較的規模感のある分譲マンションが建てられます。
総戸数は149世帯!個人的に100戸前後のマンションは、エントランスから玄関までもあまり距離離れすぎず、好みです。
【2】現地周辺案内
近隣環境を見ると大型SCの「アリオ北砂」がとっても身近に感じます。
他にも格安スーパーのオーケー尾高橋店へも徒歩5分と身近な距離です。
普段から運動をされる方は、江東区スポーツ会館や親水公園なども近いので、良いですね。
ファミリー向けな間取り構成で、江東区立北砂小学校が学校区なんですが、徒歩2分で大通りも超えないのが安心ですね。
徒歩9分と少し歩きますが、砂町銀座商店街は昔ながらの下町の雰囲気を残すグルメスポット。
休日のお散歩に飽きることがなさそうです。
とはいえ、一番のネックは、やはりその駅距離。。
半蔵門線なら住吉駅、都営新宿線なら西大島駅が最寄りとなりますが、どちらからも徒歩約15分と、決して近くはありません。
もちろん、近くを走る清洲橋通りからはバスの往来も多く、深川で暮らされる方なら、自転車でどこでも行ってしまう距離なので、駅距離のネックをカバーできる魅力があるかが、今回の物件の検討を決めるかも知れません。
現地周辺を確認してみましょう。
Google Earthで建設地を南側から北向きに見てみました。
まだ黄色の建設途中のところですが、ここに14階建てが建つのですが、近隣では目立つ建物になりますね。
清洲橋通りからも奥まった立地で、交通量はあまり無いため、とっても静かな立地のようです。
建設地を東側から西向きに見てみました!
手前に見えるのが「アリオ北砂」ですね。間には線路(越中島貨物支線)が通っていますが、ご安心ください。
その下をくぐっていけるようになっていて、行き来はしやすくなっています。
1日数本しか電車も通りませんので、走行音はほとんど気になりませんね。
建設地を西側から東向きを見てみました!
何度も言いますが、14階建てのマンションとなります。
マンション左側が一部被っているマンションは11階建てですので、上層階はどこのお部屋でもすっきりと抜けてきそうですね。
最後に、建設地の北側から南向きに見てみました!
手前(北側)にあるコの字のマンションは9階建て、南側には大きな建物はないため、日当たりはとっても良さそうですね。
南北に長い建設地の形状から、南向きのお部屋はない点は気になりますが、あまり低層階でない限り、明るいお部屋が多そうです。
【3】設備仕様
次に、設備仕様についてですが、食洗機、生ゴミディスポーザー、TES温水床暖房、ミストサウナ、ルーバー面格子、スロップシンクと、かなりハイスペックなものとなっております。特にディスポーザーは、設置のないマンションもまだまだ多いため、大きく差別化はされそうですね。
もちろん、このエリアの中ではそれなりの価格にはなるわけですが、それに見合うハイスペックマンションとなっています。
【4】まとめ
《#3 シティテラス住吉》ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
既に、竣工済みで、住友不動産お得意の在庫販売中という状況ですので、一度は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
2023年8月時点で
- 67.34m2~70.58m2、7,000万円~9,500万円
の価格帯で募集しているので、平均坪単価は400万円程度でしょうか。
正直、北砂アドレスというだけで周りを見れば、坪単価300万以下でたくさん選択肢があるマーケットではありますが、
比較としては、江東区エリア全域のハイスペックな分譲マンションとなりそうな価格帯です。
そうなってくると、エリアや駅距離など、深川エリアで検討中の方からは懸念がたくさんありそうなのですが
それだけ築年数の浅い物件が供給が少ないというのも事実です。
ぜひ、これらの新築マンションだけを見学して決めてしまうのではなく、私達のような不動産エージェントに相談して頂きたいですね。
最近「深川くらし」では、新築コラムを書き始めて以降、新築比較して来られるお客様もすごく増えています。
そこで感じるのは、ほとんど全員が予算や希望の広さなどの条件整理も甘いままに、判断をしようとしていること。
新築vs中古のような安易なお話はしませんが、新築も買って少しでも住めば、立派な中古マンションなわけです。
幅広く検討を経た上で、理想の住まいと出会えるよう、全力でサポートさせていただきますので、何なりとご相談ください。
《編集履歴》
2023年8月11日 新規公開
<当社セミナーのご紹介>
【著者プロフィール】
谷口正悟
株式会社トラストリー
リフォーム不動産深川studio|深川くらし相談所 マネージャー
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー(HLA)
新卒で大手マンションデベロッパーである大京に入社。東京、横浜、大阪、京都、兵庫の新築マンション分譲に携わった後、不動産売買仲介へと転身し、株式会社ツクルバでcowcamoの営業統括マネージャーとして都心中古リノベマンションに関わる。その後、地元密着型の不動産コンサルをてがける柴田と出会い、マネージャーとして参画。自身でも3度の中古マンション購入と10度の引っ越しを経験したことから、お客様への分かりやすく丁寧な提案を得意とする。