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コラム

10件見ても決められない。マンション購入を迷い続ける人の5つのパターンと処方箋

気に入った物件があった。予算も合っていた。でも「もう少し考えます」と言って、案内から帰ってきた。
その夜、またポータルサイトを開いて、同じ物件を見ている。そういう夜、ありませんか。

タイミングが悪いわけじゃないし、予算が足りないわけでもない。物件がないわけでもない。それでも、決められない。

マンション購入の現場で長く相談を受けてきた経験から言うと、「決められない理由」にははっきりしたパターンがあります。そしてそのパターンが分かれば、抜け出す方法も見えてきます。

5つのタイプにまとめてました。読みながら「これ、自分だ」と思えるものがあれば、今日から少し変わるかもしれません。

5つのタイプとは
1
「損したくない」タイプ — 情報を集めるほど動けなくなる
2
「安くなってから買う」タイプ —何年か前も同じことを言っていた
3
「もう少し検討します」タイプ — 結論先延ばしするでけで、決められない
4
「物価が上がっているから不安」タイプ — インフレを逆に捉えている
5
「いつか買いたい」タイプ — その「いつか」が一番危ない

TYPE 01

「損したくない」タイプ

情報を集めるほど動けなくなる

金利の動向、エリアの相場、管理費・修繕積立金の推移。調べ始めたら止まらない。気づけば深夜2時まで画面を見ている。

情報を集めれば集めるほど「買わない理由」が増えていきます。「金利がまだ上がるかもしれない」「このエリアは将来どうなるか」「もっといい物件が出るかも」。リスクの解像度だけが上がり続けて、決断からどんどん遠ざかっていく。

このタイプが一番見落としているのは、「決断しないこと」自体が最大のリスクだということです。悩んでいる1年間で、確実に消えていくものがあります。家賃、時間、そしてローンを組める若さと健康。これらは後から取り戻せません。

毎月の家賃は、大家さんの資産になっています。あなたがリスクを恐れて悩んでいる間も、その事実だけは変わりません。

このタイプに伝えたいこと

「完璧なタイミング」は誰にも分かりません。プロでも同じです。大切なのは、変えられない条件(立地・管理)を押さえたうえで、今の自分のライフステージに合った決断をすること。情報収集はある時点で「終わり」にしていいんです。

TYPE 02

「安くなってから買う」タイプ

3年前も同じことを言っていた

「今は高すぎる。もう少し落ち着いてから」。1年前もそう言っていました。3年前もそう言っていました。そして今も、同じことを言っています。

その間、都心から近い中古マンション価格はどうなったか。振り返ると答えが出ています。

このタイプの根っこには、「価格はいつか必ず下がるだろう」というデフレ時代の感覚があります。バブル崩壊後の30年間、日本ではそれが正しかった。だから体に染み付いているんですよね。でも今は違います。建築資材も人件費も上がり続けていて、「待てば安くなる」「じっくりといい物件を探す」前提が崩れています。

100円マックはもう戻りません。あの頃の物価感覚で今の不動産を見ていると、永遠に「高すぎる」と感じ続けることになります。

このタイプに伝えたいこと

「今は高い」は感覚の問題です。5年後に今の価格を振り返って「あの頃は安かった」と思う可能性と、「やっぱり下がった」と思う可能性、どちらが高いか。データと向き合ってみてください。

TYPE 03

「もう少し検討します」タイプ

自分で決めたいのに、決められない

内見件数は誰よりも多い。物件のことも、エリアのことも、よく調べている。でも、いざ「どうしますか?」となると「もう少し考えます」と言ってしまう。

会社の上司がこう言っていた。メディアがこう言っていた。でも人の意見には流されたくない。自分で腑に落ちてから動きたい。その気持ちは、とても真っ当です。

問題は、いい不動産には「じっくり考える時間」が与えられないことです。気に入った物件に出会ってから、検討できる時間は数日、数時間しかないケースも。「物件を見てから考える」のではなく、「考えてから物件を見る」という順番に変えるだけで、動き方が変わります。

このタイプに伝えたいこと

事前に「絶対に譲れない条件」と「なくてもいい条件」を整理しておく。それだけで、内見した物件を目の前にして「これは自分が決めていい物件だ」とすぐ判断できるようになります。自分の軸を作るのが先です。

TYPE 04

「物価が上がっているから不安」タイプ

インフレを逆に捉えている

食料品も光熱費も上がっている。そんな時代に数千万円の買い物なんて、という気持ちはよくわかります。「家賃を払いながらローンも組むなんて無理」という感覚も出てきますよね。

ただ、少し視点を変えてみてください。インフレになると現金の価値は下がります。一方、家という実物資産の価値は相対的に上がっていく。さらに、今組んだローンの「5,000万円」という数字は変わらない。でも給料が上がる社会では、その負担が時間とともに相対的に軽くなっていきます。

インフレ時代に現金のまま持ち続けることが、実は最もリスクの高い選択かもしれないのです。

このタイプに伝えたいこと

賃貸に住み続けることも「選択」です。ただし、インフレが続けば家賃も上がります。「今の生活を守るために動かない」選択が、結果として生活を圧迫する可能性があることを知っておいてください。

TYPE 05

「いつかは買いたい」タイプ

その「いつか」が一番危ない

買う気持ちはある。でも今じゃない。子どもが生まれたら、昇進したら、もう少し貯金が増えたら。「いつか」の条件を一つずつクリアしているうちに、家賃を払い続け、気づけば年齢も重ねています。

そして、その「いつか」を待っている間も、毎月の家賃は大家さんの資産になっています。自分の資産には、1円もにもなっていない現実。

知っておいてほしいことがあります。住宅ローンには「団体信用生命保険(団信)」という仕組みがあります。ローン返済中に万が一のことがあった場合、残りのローンが全額免除される保険です。つまり、家族に家を残せる。

この保険、加入には健康告知が必要です。年齢が上がるほど、持病ができるほど、選択肢が狭まっていきます。「若くて健康なうちに組めるローン」が、実は人生最大の保険になることを、「いつか」派の方に一番伝えたいです。

このタイプに伝えたいこと

「いつか」の条件が全部揃う日は来ません。子育てが落ち着いたら次の課題が出てくる。昇進したら仕事が忙しくなる。完璧な準備が整う前に、「今の自分」で動ける範囲を考えてみてください。

どのタイプも、「決断しないこと」をリスク回避だと思っている

5つのタイプを見てきましたが、全員に共通していることがあります。

「今は動かない」という選択を、リスク回避だと思っている。でも実際には、動かないことは「現状維持」ではありません。

家賃は消え続ける。相場は動く。ローンを組める体と年齢には限りがある。「待つ」にも、確実にコストがかかっています。

どのタイプに当てはまっても、解決策は必ずあります。一人で抱え込まず、まず整理することから始めてみてください。

FAQ

よくある質問

Q

マンション購入のベストなタイミングはいつですか?

A

「市場の底」を正確に予測できる人はいません。一般的には「ライフステージが整ったとき」がベストといわれています。収入が安定している、家族構成が固まってきた、住みたいエリアが明確になった。この3つが揃ったときが動きどきです。市場のタイミングより、自分のタイミングを優先してください。

Q

金利が上がっている今、住宅ローンを組むのは損ですか?

A

金利が上がるということは、インフレが進んでいるサインでもあります。インフレ下では住宅ローンの実質的な負担が時間とともに軽くなる一方、賃貸の家賃は上がっていきます。「低金利時代と比べてしまう」のは自然なことですが、今の市場環境を前提に判断することが重要です。

Q

中古マンションと新築マンション、どちらを選ぶべきですか?

A

東京23区の新築マンション平均価格は1億円を超え、多くの方にとって現実的な選択肢でなくなりつつあります。一方、中古マンションはエリア・広さ・管理状態を自分で選んだうえで、リノベーションで内装を好みに変えることができます。「変えられない条件(立地・管理)」を重視して中古を選び、「変えられる部分(内装・設備)」を後から整えるアプローチが、現実的かつ合理的です。

Q

マンション価格はこれから下がりますか?

A

建築資材・人件費の上昇が続いているため、新築価格が大幅に下がる見通しは立っていません。中古についても、交通利便性の高いエリアは供給が限られており、急落は考えにくいというのが多くの専門家の見方です。ただしエリアや物件によって異なるため、気になる物件については個別に専門家へ相談することをおすすめします。

Q

団体信用生命保険(団信)とは何ですか?

A

住宅ローンを組む際に加入する保険です。返済中に契約者が死亡・高度障害状態になった場合、残りのローンが全額免除されます。「万が一のとき、家族に家だけは残せる」という意味で、生命保険の役割を兼ねています。加入には健康告知と年齢条件があるため、若く健康なうちに検討することが有利です。

Q

マンション購入で後悔しないために、一番大切なことは何ですか?

A

「変えられない条件を最優先すること」です。立地・交通利便性・管理状態・日当たりは購入後に変えられません。内装の古さや設備はリノベーションで後から変えられます。100点の物件を探すより「変えられない条件が揃っている物件を選んで、変えられる部分を自分好みに育てる」という考え方が、長く後悔しない買い方として広く支持されています。

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