「大手不動産会社なら安心」——そう思っていませんか?
実は、その考えがあなたに100万円以上の損失をもたらすかもしれません。
不動産の売却は、人生で何度も経験することではありません。だからこそ、「歴史のある大手不動産会社に任せれば安心」と考える方が多いのも当然です。
しかし、元大手不動産会社に勤めていた私だからこそ断言できます——大手だから安心というのは、幻想に過ぎません。
今回は、なぜ大手不動産会社だけでなく、地域を知り尽くした地元の小さな不動産会社にも相見積もりを取るべきなのか、その5つの理由を詳しく解説します。
❌ 「大手なら安心」という思い込みが危険な理由
多くの方が「大手不動産会社のブランドは安心料」と考えているかもしれません。
では、その安心料が100万円単位だったらどうでしょうか?
実際、大手と地域の不動産会社で査定額や手数料、販売戦略が大きく異なり、最終的な手取り額に100万円以上の差が出ることは珍しくありません。
📊 実例:Aさんのケース
両国のマンションを売却したAさん。大手不動産会社の査定額は5,200万円でした。
しかし、念のため親族が知り合いだった弊社に相談したところ、5,500万円で売却成功。
差額300万円。これは、相見積もりを取っただけで得られた利益です。
📋 地域の不動産会社にも相見積もりを取るべき5つの理由
理由1:「担当者ガチャ」のリスクを避けられる
大手不動産会社の現実:
- 転勤や異動が頻繁で、担当者が突然変わることがある
- 経験の浅い新人が担当になることも
- 当たり外れが非常に大きい
地域の不動産会社:
地域密着で長年同じ担当者が対応。地域の相場や特性を熟知しており、安定したサービスが期待できます。
理由2:ノルマや月末の「数字追い込み」に巻き込まれない
大手不動産会社の営業現場:
- 月末・期末には必死の数字追い込み
- 本来ならもう少し待てば高く売れる物件も、ノルマのために急がされる
- 「今月中に決めないと損しますよ」というプレッシャー
- 人気のエリアの物件は、知らないところで囲い込まれることも
地域の不動産会社:
厳しい営業ノルマがないため、あなたのペースに合わせた売却活動が可能です。
理由3:「売ること」だけでなく、本当に最適な選択肢を提案してくれる
大手不動産会社の営業スタイル:
- 「今が売り時」「売ったほうが得」という話ばかり
- リフォームして住み続ける選択肢は否定される
- 売却後の税金の話は詳しいが、「本当に売るべきか」は提案しない
地域の不動産会社:
売却だけでなく、リフォーム、賃貸、住み続けるなど、あなたの人生設計に寄り添った提案をしてくれる可能性が高い。
理由4:地域特有の情報やネットワークを持っている
地域の不動産会社の強み:
- 地域の再開発情報や将来的な価値上昇の可能性を把握
- 地元の購入希望者との直接的なネットワーク
- 近隣物件の成約事例を詳細に知っている
- 地域密着ならではの細やかな販売戦略
大手が持つ広域のネットワークも魅力的ですが、地域特化の情報力も同様に重要です。
理由5:比較することで、本当に信頼できる会社が見つかる
相見積もりの真の価値:
- 査定額だけでなく、担当者の対応や提案内容を比較できる
- 不当に高い査定(契約を取るための「高値つり」)を見抜ける
- 各社の販売戦略や手数料の違いが明確になる
- あなた自身が納得して選べる
1社だけに相談すると、その会社の言うことが全てになってしまいます。複数社を比較することで、初めて「本当に良い提案」が何かが分かるのです。
⚠️ 大手不動産会社の「安心料」は本当に必要か?
「でも、大手のブランドという安心料は価値があるのでは?」
もちろん、大手不動産会社にもメリットはあります:
- 全国規模の広告力
- 充実した販売ツールやシステム
- ブランド力による集客力
しかし、それが数百万円以上の価値があるかは別問題です。
実際には、地域の不動産会社も大手のポータルサイト(SUUMO、HOME’Sなど)に物件を掲載できますし、インターネット時代の今、情報の届く範囲に大きな差はありません。
✅ 今すぐできる!賢い不動産売却の3ステップ
ステップ1:最低3社に査定を依頼する
大手1〜2社 + 地域の不動産会社1〜2社の組み合わせがおすすめです。
ステップ2:査定額だけでなく、提案内容と担当者を比較する
以下のポイントをチェックしましょう:
- 査定の根拠は明確か?
- 販売戦略は具体的か?
- 担当者は親身になって相談に乗ってくれるか?
- 売却以外の選択肢も提案してくれるか?
ステップ3:納得できる会社を選び、契約する
最終的には「この人に任せたい」と思える担当者がいる会社を選びましょう。金額だけでなく、信頼関係も大切です。
🎯 まとめ:相見積もりは「当たり前」の時代
不動産売却は、人生で最も大きな金額が動く取引の一つです。
だからこそ、「大手だから安心」という思い込みだけで決めてしまうのは危険です。
💡 覚えておいてほしいこと
相見積もりを取るだけで、
数百万円以上の差が生まれることもある。
あなたの大切な資産を守るために、
複数の選択肢を比較することは「当たり前」の時代です。
大手不動産会社にも、地域の不動産会社にも、それぞれの強みがあります。
大切なのは、あなたの人生設計に寄り添い、本当に最適な提案をしてくれる会社を見つけること。
そのために、まずは複数社に相談してみることから始めてみませんか?
今すぐ行動を起こしましょう!
大手だけでなく、地域の不動産会社にも相談して、
あなたにとって最適な選択肢を見つけてください。
執筆者プロフィール:
柴田 光治 株式会社トラストリー 代表取締役
元大手不動産会社勤務。現在は不動産業界の内情を知る立場から、消費者目線での情報発信を行っている。
▼お問い合わせは下記のフォームから



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