「売っている」という感覚がないまま、気づけばこの仕事をしていた
「営業職だよね?」と言われると、いつも少しだけ戸惑います。
たしかに、不動産を紹介したり、契約をまとめたりするという意味では、“営業”の仕事に見えるのかもしれません。
でも、自分のなかでは、「住まいを売っている」という感覚よりも、「この人にとって一番良い選択肢は何かを一緒に考えている」
という感覚のほうが、ずっと強いんです。
何度も一緒に悩んで、考えて、最後に笑い合えたとき
あるとき、リノベ向きの中古マンションを探していたご夫婦がいらっしゃいました。
価格や立地の条件だけでなく、
「リビングと子どもの空間をどう分けるか」
「将来ご実家の親御さんと同居する可能性もあるかもしれない」
といった、すぐには答えが出ない話もたくさんありました。
何度も一緒に物件を見て、時には立ち止まって。
話し合いながら、ようやく見つけた“この一軒”にたどり着いた時の、あのご夫婦の笑顔は、今でもはっきり覚えています。
「正直、こんなに一緒に考えてくれるとは思ってなかった」
そう言われた時、「ああ、自分は“売った”んじゃなくて、一緒に“選んだ”んだな」と心から思えたんです。
営業成績より、「紹介したい人がいる」と言われることの価値
リフォーム不動産には、営業会社特有のノルマがありません。
だから、急かす必要も、売り込む必要もないんです。
むしろ私たちにとっていちばん嬉しいのは、「知り合いにも紹介したいから、今度一緒に話を聞いてほしい」と言っていただけること。
紹介は、何よりも正直な“評価”です。
数字では測れない信頼が、そこにはあります。
とはいえ、成約になればフィーをいただく以上、私たちはプロとしての責任をしっかり果たします。
「寄り添いながらも、曖昧にはしない」。
その姿勢こそが、信頼に応える私たちの流儀です。
「営業の仕事だと思っていなかった人たち」が、自然と集まっている
実は、うちの会社のスタッフの多くが、この仕事を不動産の「営業職」だと思って入ってきたわけではありません。
家や暮らしに興味があり、
人の役に立つことが好きで、
誰かの人生の節目に関わることにやりがいを感じる──
そんな想いでこの仕事を始めた人ばかりです。
気づけば、「売ることが得意な人」というより、「聞くことや、一緒に考えるのが好きな人」ばかりのチームになっていました。
最後に──この仕事は、“暮らしの相談役”である
私たちの仕事は、ただ単に物件を紹介することではありません。
お客様の暮らしや人生にとって、
「今、どんな選択をするのが良いか?」を一緒に考えること。
その選択が、たまたま不動産購入だった──
というだけの話です。
だから、「営業」という言葉に、いまも少し違和感があります。
でも、それは誇りでもあります。
売らない不動産屋。
押しつけない不動産屋。
“あなたの暮らしのそばにいる”不動産屋へ。
これからも、そんな存在であり続けたいと思っています。
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