あなたの身近にもスペシャルな一杯を<+Angle coffee works>|三好

あなたは『スペシャルティコーヒー』を知っていますか

清澄白河駅のA3出口から徒歩2分。地元民に人気の町中華の名店「桃太楼」の隣に、一風変わったビル「リトルトーキョー」があります。
エントランス奥のエレベーターで3階に上るとコーヒーのいい香りが。
ここは、曜日ごとに間借りスタイルでバリスタがコーヒーを振る舞う場となっています。

今回は水曜日~日曜日に営業されている『+Angle coffee works』バリスタの中楯 聡さん(愛称はアキさん)にお話を伺いました。

そもそもスペシャルティコーヒーとは! よく喫茶店などにあるオリジナルブレンドやラテのようなものと違い、同じ原産や同じ農園の豆で、高品質かつ持続可能なコーヒーの事。
その豆自体の風味や味わいを一番よく楽しむことができるのが特徴です。

海外から上陸した大きなコーヒーチェーンの影響もあり、最近は少しずつ耳にする機会も増えてきましたが、まだまだ産地や農園にまでこだわる人は少ない印象です。

そんなスペシャルティコーヒーをもっと身近に、そして「こんなにコーヒーって美味しいんだ」と新たな視点をもってほしい、という思いで立ち上げたのが『+Angle coffee works(プラスアングルコーヒーワークス)』。
実際、コーヒーがあまり得意ではない私(草薙)でも、スルッと美味しく飲めるコーヒーを提供しています。

AERO PRESSを日本で使用しているカフェは少ないそう

個人的なお気に入りは、「AERO PRESS」という道具を使っていれたアイスコーヒー。
引いたコーヒー豆をセットしてお湯を注いだら、圧をかけて一気に抽出する淹れ方です。
ドリップしたものを氷で冷やす方法や、水につけてじっくり抽出する方法もありますが、この二つより水っぽくならなく、しっかりとした風味のアイスコーヒーが楽しむことができます。

この後上からぎゅっと力を入れて抽出します。

もちろん、ドリップコーヒーやラテなどのメニューもご用意!
豆の種類は常時4種類ほど用意されており、お客さんの気分や好みに合わせて淹れ方と種類を一緒に考えてくれます。

豆の仕入れや焙煎も自身で行っており、豆のコンディションによって挽き方や淹れ方を変えているそう。
この少しずつのこだわりが、まとまった美味しさにつながるのです。

ラテができるまでの様子。
一杯ずつ豆を挽き、ぎゅっと押したらエスプレッソマシンへ。
その間にフォームも泡立てて…

魔法のようにラテアートが描かれていき、一瞬でコーヒーに浮かぶ白鳥が完成しました。かわいい。
詳細なコーヒーへのこだわりについては、ぜひ実際に会ってお話を聞いてみていただきたいです。
知らないコーヒーへの世界が広がっているはずです。

バリスタを目指したきっかけ

昔からコーヒーは好きだったけど、以前は違う分野で仕事をしていたというアキさん。
学生の頃から車が好きで、大学を卒業後はその分野で働いていたそう。ですが、とことんこだわり突き詰めてしまう性格なこともあり、会社勤めより自身で好きな分野を極めたい!と、もともと好きだった釣りを仕事にすべくフィッシングガイドの道を目指すことに。

ドリップ中

行動派なアキさんは、さっそく修行の為にガイドフィッシングの聖地であるニュージーランドへ!
ですが、なかなかガイド一本で食べていくのが簡単な職というわけでもなく、もともと日本で講習を受けたことがあり、興味があったというバリスタの仕事も始めます。

とはいえ、こちらも中々簡単にはいきません。
それもそのはず、日本とは違いニュージーランドをはじめとする海外ではバリスタは職人であり、「どこの産地の豆」はもちろん、「どのバリスタが淹れたか」も重要視されており、有名なコーヒーショップとなるとバリスタの採用も簡単にはしてもらえないのです。

当時はあちこちに頼み込みながら場所を貸してもらい、とにかく練習を積んだそう。

エスプレッソを作る時につかう「タンパー」と呼ばれる道具。バリスタ修業時代からの思い出の品。

そうして修行を重ね、少しずつバリスタとしての仕事も増えてきた2020年頃、そろそろビザの更新を…というタイミングでコロナの流行に襲われます。当時ひときわ規制が厳しかったニュージーランドでは就労ビザの更新ができなくなってしまい、やむなく日本へ帰国。
日本ではバリスタとして独立し、間借り営業で色々な場所でコーヒーを淹れていたところ、縁がありこのリトルトーキョーでコーヒーを淹れることになったといいます。

そんなリトルトーキョーの店内では本の販売も行っており、お気に入りの一冊と一緒にコーヒーを楽しむことができます。
地元の方がひと休みをしに立ち寄ったり、仕事の合間に休憩に来る方も。

曜日やタイミングによって、ランチやスイーツのコラボ営業もされており、コーヒーのペアリングとともに楽しむことができるそう!月のスケジュールを要チェックです!

夜はリトルトーキョーが運営する「barあのひと」に。日替わりでさまざまな分野の活動をしている店長がカウンターに立ちます。

 

さまざまな人が交差するこの場所で、こだわり抜かれたスペシャルティコーヒーをぜひ一度味わってみては。

<+Angle coffee works>店舗概要

住所:東京都江東区三好1-7-14 リトルトーキョー3階
アクセス:東京メトロ大江戸線・東京メトロ半蔵門戦「清澄白河駅」徒歩約2分
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日・火曜日
※営業時間・最新情報は下記SNSをご参照ください。
Instagram

【書いた人】草薙 奈央子

株式会社トラストリー
リフォーム不動産深川studio |深川くらし相談所 くらし相談員
前職は空港の保安警備やアパレルの販売員とまったく不動産と関わりのない職から、株式会社トラストリーの考え方「利他の心」に惹かれ2022年2月に未経験で入社。
聞きなれない用語が多く、大きなお買い物なので不安になりがちな不動産購入ですが、お客様と同じ目線に立って丁寧にご説明や提案をさせていただきます。札幌出身なので浅煎りより深煎り派。

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