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深川たてもの相談所 実績紹介

管理会社をそのままに管理費の削減を実現!

ご相談内容

分譲会社系の管理会社に管理業務を全面委託していているものの現状の修繕計画を実行していくにあたり、今後修繕費が追加で必要との話が出たため、管理費の見直しについてご相談がありマンション管理士としてメンテナンスをしました。

書類を見て計算をするスーツ姿の男性

解決策

ポイント

  • マンションの管理業務に伴う支出について1つずつ見直しを実施
  • 結果として、1世帯当たり年間43,260円、月額3,600円の削減に成功しました。

こちらのマンションは、管理会社に全面委託していたものの、修繕の際に追加で費用が必要になってくるという話が出たため、管理組合主導で管理費や積立金などの見直しを検討することとなり、マンション管理士として管理会社と管理組合の間に入り、管理費のメンテナンスを実施しました。
共用部分の損害保険や、インターネット設備、設備点検、エレベーター、機械式駐車場、清掃関係、電力会社などさまざまな契約の見直しについて引き受け、調査を行いました。それぞれのサービスについて複数社見積をとり、内容の比較検討を実施したところ、既存の管理会社の関連企業やメーカー系メンテナンス企業でなくても、同じ内容のサービスを安く受けられるところが独立系で見つかり、実際に業者変更をいくつか行いました。

特にエレベーターの管理、機械式駐車場の管理の業者変更は非常に大きな削減につながり、マンション全体の年間支出額12,950,880円が8,451,860円に削減され、1世帯当たり年間43,260円、月額3,600円の削減に成功しました。管理会社の変更をすることなく、大幅な削減が叶いました。

この削減できた管理費分を、修繕費として積み立てていくことになり、向こう5年は、管理費を追加で上げることなく、現状の修繕計画を実行していけることになりました。結果的に長期修繕計画を安定化させて、資産性のあるマンションへ変えることが出来ました。
メーカー系や管理会社系列の業者には安心感や手離れの良さといったメリットもありますが、内容や費用を比較してよく検討して定期的に見直すことが大切です。

物件情報

規模:単棟型 104世帯
築年数:6年(当時)
階数:地上7階 エレベーター2基