深川には他にも素敵なお店がたくさん
生活に寄り添う質のいい日用品<wolk>|常盤
|布小物からうつわまで
森下駅から徒歩約5分、清澄白河駅からも徒歩約5分のところにあるWOLKさん。
「手の届く上質」をコンセプトに、布小物や雑貨、作家さんが作ったうつわなどを販売されているお店です。
清澄通りから少し入った閑静な住宅街の中にあり、扉をあけると柔らかな空気を纏った雑貨たちと笑顔が素敵な店主の豊村さんがお出迎えしてくれます。
店内には様々な雑貨が並べられていますが、特に目を引くのが沢山並んだ陶器やガラスの器たち。
大きなテーブルには様々な種類の食器たちが並び、いつかこんな食卓にしたい…と憧れちゃう!
入口近くにはオープン当初からお取り扱いしているというヘアオイルやハンドタオルなど。ギフトにも使いやすそうです◎
それぞれのエリアにテイストや用途が近いものが揃えられており、セレクトも素敵なので、ついついじっくり長居してしまいます。
▲写真一枚目右側はコーヒー用品がそろっています。
▲写真二枚目上段のカップは「寺村 光輔さん」という方のコーヒーカップ。
以前お店でお客様へコーヒーを出す用に購入させていただき、他のスタッフからも飲みやすい!と大好評。器がいいとなんだか普段のコーヒーもおいしく感じます。
作家さんのお皿やうつわはもちろん一つ一つ手作り。その時に作る数やデザインが読めないので、もうこのデザインが入荷しない…なんてこともしばしば。気になったものは早めにお迎えに行くのが吉!
また、清澄白河周辺でスタジオを構える飛松灯器さんの照明もお取り扱いされています。
店内にも飾られているので、是非実物の柔らかな明かりを見てみてください。
|お店は0からのスタート
2020年1月にオープンしたWOLKさん。オープン当初はコロナ渦真っただ中だったそう。
「オープンするのは気持ちの整理と思い切りがあればできるけど、継続するのがなにより大変」と話す豊村さん。
学生の頃から、とにかくお部屋や暮らしにまつわる雑貨が好きで、当時からいくつもの雑貨屋さんによく足を運んでいたそうです。
そんなお話も聞いていたので、てっきり雑貨屋さんや暮らしにまつわるお店にもともと務めていらっしゃったのかと思っていたら、なんと独立前は損害保険の会社でお仕事をされていたそうです。
全然別業種から一念発起、OLをしながらお店の開店準備をスタートさせ、計器や内装のデザインも一から自身で考え作り上げたもの。テーブル一つとっても豊村さんのこだわりを感じます。
店名の「WOLK」はオランダ語で「雲」という意味。
ゆったりながれる雲のように、また英語の「walk」とも少し似ていることから少しずつ歩くことをイメージして付けたそう。
豊村さん曰く、まだまだお店は未完成。少しずつ一歩一歩作り上げるお店の変化と流れる空気がこれからも楽しみです。
大切な日のプレゼントはもちろん、見るとちょっと豊かな気持ちになれる、ご自身の生活の一部になる品を探しにぜひ足を運んでみては?
<WOLK>店舗概要
住所:東京都江東区常盤2-14-9 田丸ビル1F
アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅徒歩約5分
都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅徒歩約5分
営業時間:12:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日
営業日・営業時間・展示等のイベント情報はSNS・HPでご確認ください。
⇒ ホームページ…
あなたの日常に本を<古書ほんの木>|高橋
店内にはたくさんの本・本・本
最近はおしゃれな新しいお店が続々と出店している注目のまち、清澄白河の駅から徒歩約5分。
昭和6年当時から連載されていた漫画「のらくろ」があふれる昭和レトロな雰囲気が残る商店街、のらくろード(高橋商店街)に古本屋「古書ほんの木」があります。

本棚やラックは木で統一されており、温かみを感じます。古本屋さん特有の埃っぽさがないのも嬉しい。
ここはジャンルを問わず本が集まる場所。店内に一歩入ると様々な年代の本が所狭しと並びます。
入ってすぐのところは絵本コーナー。小さなお子様から大人まで懐かしむことのできる絵本も古本ならではな価格で販売されています。

幼少期の頃大好きだった「いないいない ばあ」とても懐かしいです。じぶんに子供がいたらついつい買ってしまいそう…
向かって右手側には画集や写真集などの芸術関係の本が並んでいたり、そのさらに奥には漫画、左側には哲学書や小説など。
ざっくりジャンルごとに分かれているので気になっている本も探しやすいですし、はっきり分けられていないので、たまたま目に入った本と新しい出会いがあるかも。
「ほんの木」さんでは古本・古書はもちろん、新書もいくつか並んでおり、懐かしさと新しさどちらも感じることができるのも魅力。また、お店の外には手に取り易い価格帯の本も並びます。
もちろん古本屋さんなのでもう流通していない本や絶版本などの珍しいものもラインナップ。地域のご高齢のお客様が「懐かしい!」と手に取ることもあるみたいです。
のらくろードで出店したきっかけ

小さいころから本が好きだったという森下さん。のらくろエプロンがトレードマークです。
店主の森下さんは古本の街、神保町で約10年ほど働き、独立。ここ、のらくろード商店街にお店を構えて約10年が経ちます。
独立する際、出店する場所を探すにあたって、古本屋は目当ての本を探し回る方も多いので、周囲に2、3店舗あり、ぐるぐる回れるほうがいいということもあり、もともと古本屋があるエリアを中心にみることに。
その中でたまたま見つけた「森下駅」が、自分と名前が同じところにもシンパシーを感じ、近くにあるここ「のらくろード」にお店を構えたそうです。
のらくろードに店を構えるなら!と田河 水泡 著の「のらくろシリーズ」は欠かさないようにしているそうで、のらくろード商店街に訪れたお土産として、お客様が購入されることもあるんだとか。
「のらくろシリーズ」は発売当時からのものや復刻版のものもあり、今では珍しいハードカバーの布張り、しかもケース付き!
独特な色彩はどこか新しさも感じます。
地元に愛される古本屋さん
お店には近所のご高齢の方から小学生、古本屋巡りに来た方など、さまざまな人が集まります。
沢山の人から愛されるのもそのはず、一日の半分は本の掃除や手入れに時間を充てるという森下さんの本への愛や、明るい人柄あってこそだと思います。
森下・清澄白河周辺には素敵なカフェも多いので、ゆっくりコーヒーを飲みながら読書する休日もいいかも。
そんな時間のお供に、ぜひ一冊手に取ってみては?
<古書ほんの木>店舗概要
住所:東京都江東区高橋8-4 コヤマビル1F
アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅徒歩約6分
都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅徒歩約5分
営業時間:12:00~19:00
定休日:月曜日
営業日・営業時間はSNS・HPでご確認ください。
⇒ ホームページ
⇒Instagram…